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原題:MY SOUL TO TAKE
上映時間:107分
製作国:アメリカ 2010年
監督:ウェス・クレイヴン
脚本:ウェス・クレイヴン
製作:ウェス・クレイヴン、イヤ・ラブンカ、アンソニー・カタガス
出演:マックス・シエリオット、デンゼル・ウィッテカー、ラウル・エスパーザ、
シャリーカ・エップス、ジョン・マガロ


♪お~ひ~まうぉ~に~ん♪
♪ねばぁ~た~んよぉば~っく♪
♪おんざりっぱぁッ!!♪

ジューダス・プリーストの「ザ・リッパー」をお送りしました。

ウェス・クレイヴン先生得意のサスペンス・スラッシャー。

やはりクレイヴン先生、演出はサスガに巧い。

ティーン・エイジャー中心のキャラと犯人探しのサスペンス要素は
そのまんま「スクリーム」知事なんですが、
シナリオにひとヒネリふたヒネリ加えておりまして、
「スクリーム」との違いをアピールさせようと
奮闘しております。

しかし、そのヒネリにパンチがあるか、っつーと、
なぁ~んか地味というか生かしきれてないと言うか。

DVDでは通常版ですが、
元は3D作品でして、「立体映画」としてもこの御時世にしては
地味ヘンドリックス。

これだったら「スクリーム4」をドォ~ンと3Dにして
大花火打ち上げた方がどんどんパンパンどんパンパン!
だったんではないでしょうか。

とは思うモノの、演出の巧みさで
飽きる事無くズイズズイと最後まで観せきる技はサスガですし、
クレイヴン先生自身、及びファンへ対して、
「スクリーム4」へ向けての肩ならしの
ウォーミング・アップ的作品としての機能は充分でございます! 度☆☆☆!!