- There’s A Boy in the Girls’ Bathroom/Yearling

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≪あらすじ≫
ひねくれ者のブラッドリー少年はクラスの中の鼻つまみ者。
いつも教室の最後列でひとりぼっち。
そこに現れたのが転校生のジェフ。
ブラッドリーに好意的に近づくも、彼から出たセリフは
"Give me a dollar or I'll spit on you"(1ドルくれなきゃ唾かけるぞ!)
どうにも嫌われていないと落ち着かない。
と、そこにスクールカウンセラーのカーラが赴任してくる。
案じた大人たちがブラッドリーにカウンセリングを受けさせる。
不器用なブラッドリー少年は果たして心を開くのか?
≪感想≫
最近、日本でも話題となる「スクールカウンセラー」が
どんな仕事なのか を垣間見ることができる。
必ずしも、この制度が保護者達に賛成されている わけ
でもない様子も描かれ興味深い。
私の子供時代にはコーチングなどという言葉もなく、
「大人が自分の話を聞いてくれる」と
いう経験は皆無だった。
直接利害のない大人と話をする、という機会はとても貴重だと思う。
「他人と過去は変えられない 変えられるのは自分と未来だけ」と
いう名言を思い出す。
また、アメリカでの誕生会の様子や男子と女子の関係などが くわしく
描かれており、アメリカの小学校時代を追体験できる。
大学時代(今でもそうだが)欧米人と話をするときには緊張した。
いまを思えば、
彼らがどのような幼少期や青春時代を過ごしてきたのか、
内面で何を考えているのかがわからない不安があったのではなかろうか。
海外での生活を追体験をすることで、
その空白を埋めることができるのが児童書の良さだと思う。