今日もオフィスのデスクから書いています。
昨日、地元の友人が関西に出張できたので、久しぶりに長く話すことができました。
その中で思いを届ける難しさを感じた話があったので、
シェアさせていただきたいと思います。
焼肉屋で聞いた話です。
ある映画好きには有名な映画祭の集客がやばい!と
人が全然いないという話を聞きました。
それは名前を言えば、映画好きにとっては有名な映画祭で、私も学生時代にはこの映画祭に自分の映画だしてみたいなーと思っていた思い入れのある映画祭です。
そんな映画祭がなぜ、集客できていないかというと、
統括しているプロデューサーが、なんと!言いたいこと、やりたいことをやっているようなんです。
何をしているかというと、
映画が好きな若者がターゲットの映画祭で、その若者に見せたい映画がある、
その映画はターゲットが若者ではないそうです。高齢者向けらしく、なので高齢者はあつまったそうです。
若者が見ても面白くないかもしれないけど、そのプロデューサーは見て欲しいと考えたそうです。
教育熱心ですね。
映画を楽しむ人口自体、減っている中、
ターゲットは若者だけど、
その若者が見たい映画を流すのではなく、
主催者の思いだけで、若者に、主催者が見せたい映画を流す。
これでは若者が集まりますか??
自分勝手ですよね。
自分勝手な思いで仕事をすると、時に残酷な結果《イベント》を繰り返すことになることがよくあります。
自分勝手なふるまいで仕事をしていないか、一本の筋をもって、常に俯瞰していく重要性を感じました。
