予定時間より少しだけ早く、
停留所に到着。

まさか、明日、大手術する親父が迎えに来るとは。



これが、我が家なのだ。



口ははっきり言って悪い、
性格も曲がったことが大嫌い、
思ったことを隠さないで行動し、
元気かどうかは一目でわかる。




親父の手術で帰省したのに、
看護婦さんに絡むほどの元気さ。
そばにいて、恥ずかしい。


お袋は、ほんまやつれて、全然動けないほど。



祖母も、俺のこと忘れていた。
まあ覚えていたら、
それは凄いが、
寝たきりのわりには、
元気そうだった。



それ以外にも、
親族の訃報、知らされてないだけで、
たくさん聞いた。


そして、一番肝心な、
親父の肝臓がん。
余命のことも。



一つ言えることは、
今回の俺の帰省で、
両親に変化があった。



昔に比べ、老いたことで、
かなり丸くなった。




余命のことも考え、
一緒に住むことが、
最期の親孝行だろうな。





短くて、3年ないとか。
長くて、5年くらいとか。



東京での暮らし、
楽しいこともあるが、
楽しくないことの方が多い。



お芝居やライブなどのイベント、
行けなくなるかもしれないけれど、
最期の時くらい、
そばにいることの方が、
大切だろうし。



ちょうどワイドショーで、
安岡力也さんの訃報を伝えていて、
肝臓がん等を患い、
心不全で亡くなったから、
重なって伝わってきた。




それが、現時点での、
俺が思ったことだ。