天皇杯への出場を逃したレイラック滋賀。

今節はアウェーでの首位高知戦。今季連勝のない滋賀、一方の高知は開幕7連勝を果たして首位を走っている。ここで勝てれば今季初の連勝となる滋賀だが、今後のことを考えるとかなり重要な試合だ。

仕事から早く帰れたから夕食のパスタをすすり、風呂をチャチャっと済ませてYouTubeを開く。

 

会場は高知市の春野運動公園の球技場。コンクリート打ちっぱなしの座席が家の近くのビッグレイク(サッカー場)みたいだった。

スタメンにはMF山下と海口が名を連ねたが、二人同時スタメンは初めてではなかろうか。その一方で今季スタメン出場を続けていたDF井出、FW五十嵐はベンチスタート。

高知の攻撃を山下と海口で受け止め、勝負どころで五十嵐を投入するプランか。

 

滋賀のキックオフで試合開始。

立ち上がりからDFラインを高めに取って、敵陣へ早めにボールを送って攻勢をかける滋賀。左サイドのFW榎本、MF南を中心に崩そうとする。奪われてもFW菊島、榎本がしっかりと前から追いかける。

いったん戻したボールはDFに入ったMF平尾が落ち着かせ、高いボールはDF小野寺が跳ね返していく。常に先手を取りながら高知を押し込んでいくが23分、高知に右サイドを破られて中へ入れられるがここはGK伊東が足でセーブ。

その後もボールを持つ時間が長く、ゴール前へ運ぶもゴールは奪えず。高知はその中でもボールを奪えば素早く前に送りスピードのある攻撃を繰り出して来る。

 

滋賀は前半終了間際にCKからチャンスを迎えるが決めきれず。0-0で前半終了。

滋賀が押し込む展開だったが高知も首位に立つだけのプレーを見せ、見ごたえのある前半だった。