ディベートって聞くと、
なんかアメリカっぽい、日本にはなじまない。とか、
白黒つけすぎるなんて良くない。
なんて印象がありますよね。
ほんとうにアジア人(とくに日本、韓国)はディベートに弱い。
先日、それを実感する機会がありました。
Development Studiesの準備クラスで、ディベートをする機会があったんですが、
テーマは「Human rightsは世界共通か、それとも文化に依存するか」について。つまり、多様な文化があるなかで、人権という概念を一律に捉えていいのかどうか。ということで、もちろん白黒つけられる内容ではないと思います。
ここのクラスで起きた事。
まず、ディベートなので、世界共通派 と 文化依存派に勝手に分けられます。
その瞬間に笑いが。
「わーこっちになっちゃったかー」 「I don't believe」
なんて口々に言うんです。どっちも全肯定はできないから。
西洋人も東洋人も、ディベートが簡単なものではないことはわかってるみたい。
でも、そのあとが違ったんです。
まず、チームごとに意見を出すんですが、やっぱり西洋人のほうがよく喋る。
そして、なんとか自分達の論拠を見つけます。
ここまでは良いですよね。
そしてクラスのルールは「全員が1回ずつしゃべりなさい」というもの。ディベートなので、一方が話して、それをうけてもう一方が、さらにバトンタッチして・・・が続きます。
そして、そのクラスで起きた事・・
まず、スイス人が喋って、
イタリア人が喋って、
フランス人が、
・・・
と続きます。
そして、全クラス1人強のうち半分が喋り終えたとき、沈黙が・・・
そう、バングラデシュ人一人を除くんですが、残りはみんなアジア人だったんです。
どうしよう、どうしよう、
という空気の読み合いが少し続いた後、
日本人の一人が発言し、
韓国人のもう一人が発言し、
・・・
そして最後の一人を先生が指名して、ラウンドを終えました。
そのあとのフィードバックも面白かった。
先生が、「気付きましたか?最後にのこったのはAsianでしたよね。
皆さんの文化の中で、相手と違う事をいうことを良い事ではないと捉える文化の人は?」
韓国人や、バングラデシュ人がYesと応えます。
「ここには文化の違いがありますよね。今日のディベートも、ある人にとっては簡単でも、ある人にとってはすごく苦痛だったのかもしれません。」と。
同時に気付いたのは、世界の文化の違いは、
単なる 日本 と 外国 の比較でもなければ、
アジア と 西洋 の比較でもないってこと。
なんとなく日本にいて、留学の準備なんかしていると、
日本人は英語が弱いからな・・・
とか
日本人は主張が苦手だからな・・・
なんて自分達を特別視して思ったりしてしまっていたんですが、世界にはほんとうに沢山の、多様な文化がある。
ディベートについて日本人と同じように感じる他のアジアの国の学生がいたり。
これは別の例ですが、英米ではあたりまえのアイコンタクトを嫌う国は、韓国だったり、カナダの一部だったり。
あるいは、ものを書くときに直接的な表現を嫌うのが日本語で、英語ははっきりかかないといけないと言われますが、同じような悩みを中東の学生が持っていたり。と。
いままで日本の大学で“ディベート”をしたことはあったけど、
なんだかすごく背伸びしてやっているようで、形式張っていて。
ここで初めて、本当のディベートを経験したような感覚を覚えました。
意見が違うことを肯定的に捉えるという雰囲気。
一つの視点に一度立ってみる事で、物事の見方が深まり、
相手の意見を打ち負かす過程で、新しい見方が生まれていく。
もちろん、相手の意見を尊重するという方法も大切にしたいけれど、両方を使い分けられるようになりたいなと思う今日この頃です。
「イギリスの食事はまずい」って良く聞くけれど・・
覚悟していたほどではなくて、なんとか普通に食べられてます。
ただ、やたらと大量のポテトが添えてあったりして、けっして褒められたものじゃないけど。
さて、ここ2週間で思った事。
イギリスの食事を象徴するものは・・
これ!
ソースです!
このボックスは、スコットランドのパブで食事しているときに出て来たんですが・・
フォーク、ナイフ、ナフキンはいいとして、
ケチャップ、マヨネ―ズ、マスタード、HPソース(イギリスでポピュラーなソース)、酢、ハーブペーストなど
あらゆるものが載っていて、これが食事する人全員に配られるみたい。
やたらとイギリス人はソースが好き。
というよりも、料理の味付けが適当というか、薄味だったりとか、
あるいは付け合わせに味付けされてない大量のポテトやら野菜やらが出て来たりとか、
そういう事情があるみたい。
例えば、
これはScotissh Traditional Pieだそうですが、
ひき肉が入ったパイにはいっさい味がついてないんです。
その代わり、たっぷりのブラウンソースがついてきて、それをかけたり、
あるいは付け合わせのポークビーンズと一緒に食べてもいいし、そのブラウンソースはポテトにかけたり。
しかもそのソースも薄味で、塩こしょうを足したくなるくらい。
ここにも、レストランの一角にはソースコーナーがあって、
塩、コショウのほか、HEINZのブランドの入ったバラエティにとんだソースが。写真の右奥にあるのはその一部で、こんなに沢山の種類を見たのは初めてでした。
あるいはMcDonald'sに行った時のこと・・
イギリス人はポテトをいろんな種類のソースにディップしながら食べているんです。
しまいには、ハンバーガーを注文したはずが、それを開け始めて、
パンと肉の間にバーベキューソースをかけている人が現れたり・・
イギリス人はグルメなんでしょうか?
それとも・・
ともあれ、そういう自分もこちらの味に慣れて来て、最近は
むしろ自分で味が調節できて気楽じゃん!
なんて思うようになってきちゃいました。
覚悟していたほどではなくて、なんとか普通に食べられてます。
ただ、やたらと大量のポテトが添えてあったりして、けっして褒められたものじゃないけど。
さて、ここ2週間で思った事。
イギリスの食事を象徴するものは・・
これ!
ソースです!
このボックスは、スコットランドのパブで食事しているときに出て来たんですが・・
フォーク、ナイフ、ナフキンはいいとして、
ケチャップ、マヨネ―ズ、マスタード、HPソース(イギリスでポピュラーなソース)、酢、ハーブペーストなど
あらゆるものが載っていて、これが食事する人全員に配られるみたい。
やたらとイギリス人はソースが好き。
というよりも、料理の味付けが適当というか、薄味だったりとか、
あるいは付け合わせに味付けされてない大量のポテトやら野菜やらが出て来たりとか、
そういう事情があるみたい。
例えば、
これはScotissh Traditional Pieだそうですが、
ひき肉が入ったパイにはいっさい味がついてないんです。
その代わり、たっぷりのブラウンソースがついてきて、それをかけたり、
あるいは付け合わせのポークビーンズと一緒に食べてもいいし、そのブラウンソースはポテトにかけたり。
しかもそのソースも薄味で、塩こしょうを足したくなるくらい。
ここにも、レストランの一角にはソースコーナーがあって、
塩、コショウのほか、HEINZのブランドの入ったバラエティにとんだソースが。写真の右奥にあるのはその一部で、こんなに沢山の種類を見たのは初めてでした。
あるいはMcDonald'sに行った時のこと・・
イギリス人はポテトをいろんな種類のソースにディップしながら食べているんです。
しまいには、ハンバーガーを注文したはずが、それを開け始めて、
パンと肉の間にバーベキューソースをかけている人が現れたり・・
イギリス人はグルメなんでしょうか?
それとも・・
ともあれ、そういう自分もこちらの味に慣れて来て、最近は
むしろ自分で味が調節できて気楽じゃん!
なんて思うようになってきちゃいました。
留学生としての生活が始まって最初の印象は・・
ここは超インターナショナルな環境だってこと。
自分で大学を選んだ理由がそれだったのに、なんだか想像していた以上で驚きました。
僕が来ている大学はSOAS(ソアス)というロンドン大学の1つのカレッジ。
SOASはSchool of Oriental and African Studies(東洋アフリカ学院)の略で、
粗く言えば、西洋以外の世界中のことを研究しよう!ってところ。
イギリスの昔の植民地経営、
今の開発学や国際関係などを扱っていて、地域研究に特化した大学です。
http://www.soas.ac.uk/
それで面白いのは、研究対象が世界中というだけでなくて、
学生も世界中から来ているということ。
最近よく聞く大学ランキング(QS Top Universities)には、ひとつの評価軸に
International Factorsというのがあって、教員と学生の国際性を計っているんですが、
そのなかのInternational StudentsランキングでSOASはTOP3に入っているんです。
ランキング
http://www.topuniversities.com/worlduniversityrankings/results/2008/indicators/international_students/
評価方法
http://www.topuniversities.com/worlduniversityrankings/methodology/international/
それもそのはず、大学によると「学生は100カ国以上から来ていて、留学生率は40%」とのこと。
しかも、ロンドン自体がとても国際性の高い都市で、白人のなかでもEnglish, Irishの割合はわずか60%程度。
(http://neighbourhood.statistics.gov.uk/dissemination/LeadTableView.do;jsessionid=ac1f930d30d68895eedebafd483f9b4fca07bb30a4f9?a=3&b=276743&c=London&d=13&e=13&g=325264&i=1001x1003x1004&m=0&r=1&s=1252454111679&enc=1&dsFamilyId=1812&nsjs=true&nsck=true&nssvg=false&nswid=1221)
とすると、非留学生のなかでも40%、つまり全体では約65%はオリジナリティーがイギリス外にあることになります。
というわけでとってもInternationalな環境にあるんです。
最初のオリエンテーションでさらっとまわりを見渡したら、アジア人もいれば、ヨーロッパ、アフリカ、中東も・・
そしてオリエンテーションでさっそく先生が注意します
「先生にもNon-nativeが多いので、発音やイントネーションで苦労するかもしれません。けれど、Native-Englishだけが大切なのではありません。国際語としての英語を勉強することも大切です。」と。
自分はそれを望んで来たので良いんだけれど、初日から注意するってどのくらい大変なのだろう・・?
さておき、僕は1年間のExchange Student(交換留学生)として来ていますが、
いまはPre-sessional courseという、用は正規の授業にいきなり通うには英語力の足りない人向けのサマーコースに通っています。
クラスメートは
日本、韓国、中国、フランス、イタリア、ギリシャ、シリア、モザンビーク・・
と、ほんとうに文字通りのインターナショナル。
もちろん、英語の授業なのでイギリス人はまだいません・・!
しかも、この期間は英語のコースということで、専門性はあまり関係ないので、これから大学院で学位を取る人、これから学部で学位をとる人、交換留学生とごちゃまぜのクラスなんです。
(イギリスの大学は学部が3年、院が1年で、とくに海外から来た人やその分野の知識が足りない人にはFundamation courseという1年間の事前勉強期間があるんですが、そのコースを1年間とったうえで、なお英語力が足りなくてサマーコースに来ている人も・・)
そして、自己紹介をしていたらびっくり。
日本の中央省庁から来ていたり、
中国の裁判官だったり、
アフリカの中央銀行に勤務していたり、
また国連機関で半年インターンで働いていたとか・・
「ちょっとまって!僕はただの大学生だったんだけど、ここに居ていいんですか??」
と、思ってしまうような経歴の人もいます。(もちろん、普通のUndergraduageの学生も居ます。)
そして、開発学の準備コースの先生が早速言うのは
「SOASには、たまに評価に入らないプレゼンテ―ションやコースワークがあります。けれど、どれも全力でしっかりやりなさい。なんでかって、いつ誰が国連で仕事につくかわかりませんよ?」
なるほど、これまで書いたことがSOASのスゴさなのかも。
専門性が高いこと。
積極的に多国籍、多分野の学生を集めていること。
何より、こっちでは意見が求められる。それも、「みんなと違うバックグランドだからこそそこに価値がある。違いこそ価値。」ということをひしひしを感じます。
そんな環境だからこそ、お互いが刺激してやっていけるのかも!今後に期待!
ここは超インターナショナルな環境だってこと。
自分で大学を選んだ理由がそれだったのに、なんだか想像していた以上で驚きました。
僕が来ている大学はSOAS(ソアス)というロンドン大学の1つのカレッジ。
SOASはSchool of Oriental and African Studies(東洋アフリカ学院)の略で、
粗く言えば、西洋以外の世界中のことを研究しよう!ってところ。
イギリスの昔の植民地経営、
今の開発学や国際関係などを扱っていて、地域研究に特化した大学です。
http://www.soas.ac.uk/
それで面白いのは、研究対象が世界中というだけでなくて、
学生も世界中から来ているということ。
最近よく聞く大学ランキング(QS Top Universities)には、ひとつの評価軸に
International Factorsというのがあって、教員と学生の国際性を計っているんですが、
そのなかのInternational StudentsランキングでSOASはTOP3に入っているんです。
ランキング
http://www.topuniversities.com/worlduniversityrankings/results/2008/indicators/international_students/
評価方法
http://www.topuniversities.com/worlduniversityrankings/methodology/international/
それもそのはず、大学によると「学生は100カ国以上から来ていて、留学生率は40%」とのこと。
しかも、ロンドン自体がとても国際性の高い都市で、白人のなかでもEnglish, Irishの割合はわずか60%程度。
(http://neighbourhood.statistics.gov.uk/dissemination/LeadTableView.do;jsessionid=ac1f930d30d68895eedebafd483f9b4fca07bb30a4f9?a=3&b=276743&c=London&d=13&e=13&g=325264&i=1001x1003x1004&m=0&r=1&s=1252454111679&enc=1&dsFamilyId=1812&nsjs=true&nsck=true&nssvg=false&nswid=1221)
とすると、非留学生のなかでも40%、つまり全体では約65%はオリジナリティーがイギリス外にあることになります。
というわけでとってもInternationalな環境にあるんです。
最初のオリエンテーションでさらっとまわりを見渡したら、アジア人もいれば、ヨーロッパ、アフリカ、中東も・・
そしてオリエンテーションでさっそく先生が注意します
「先生にもNon-nativeが多いので、発音やイントネーションで苦労するかもしれません。けれど、Native-Englishだけが大切なのではありません。国際語としての英語を勉強することも大切です。」と。
自分はそれを望んで来たので良いんだけれど、初日から注意するってどのくらい大変なのだろう・・?
さておき、僕は1年間のExchange Student(交換留学生)として来ていますが、
いまはPre-sessional courseという、用は正規の授業にいきなり通うには英語力の足りない人向けのサマーコースに通っています。
クラスメートは
日本、韓国、中国、フランス、イタリア、ギリシャ、シリア、モザンビーク・・
と、ほんとうに文字通りのインターナショナル。
もちろん、英語の授業なのでイギリス人はまだいません・・!
しかも、この期間は英語のコースということで、専門性はあまり関係ないので、これから大学院で学位を取る人、これから学部で学位をとる人、交換留学生とごちゃまぜのクラスなんです。
(イギリスの大学は学部が3年、院が1年で、とくに海外から来た人やその分野の知識が足りない人にはFundamation courseという1年間の事前勉強期間があるんですが、そのコースを1年間とったうえで、なお英語力が足りなくてサマーコースに来ている人も・・)
そして、自己紹介をしていたらびっくり。
日本の中央省庁から来ていたり、
中国の裁判官だったり、
アフリカの中央銀行に勤務していたり、
また国連機関で半年インターンで働いていたとか・・
「ちょっとまって!僕はただの大学生だったんだけど、ここに居ていいんですか??」
と、思ってしまうような経歴の人もいます。(もちろん、普通のUndergraduageの学生も居ます。)
そして、開発学の準備コースの先生が早速言うのは
「SOASには、たまに評価に入らないプレゼンテ―ションやコースワークがあります。けれど、どれも全力でしっかりやりなさい。なんでかって、いつ誰が国連で仕事につくかわかりませんよ?」
なるほど、これまで書いたことがSOASのスゴさなのかも。
専門性が高いこと。
積極的に多国籍、多分野の学生を集めていること。
何より、こっちでは意見が求められる。それも、「みんなと違うバックグランドだからこそそこに価値がある。違いこそ価値。」ということをひしひしを感じます。
そんな環境だからこそ、お互いが刺激してやっていけるのかも!今後に期待!