富裕層増税はただの気休めである
26年度より課税最低額を178万円に引き上げましたので、所得税を払う人は、約5300万人よりもさらに少なくなることになります。そして、税率を1%引き上げたときにどのくらい税収が増えるかも聞きました。
5%の税率を6%にすると、約7600億円税収が増えます。10%の税率を11%にすると約2300億円の税収増、ところが40%の税率を41%にすると約410億円の税収増、45%の税率を46%にすると、たった約350億円の税収増なのです。
よく富裕層の税率を上げればいいと言いますが、45%の税率を1%上げても約350億円しか税収は増えません。富裕層の税率を上げるとよくいいますが、それは非富裕層が溜飲を下げるだけで国の税収増にはつながらないのです。
もし所得税の増税で税収を増やしたいなら、5%の最低税率を上げるしかないのですが、増税どころか課税最低額を引き上げるという逆の動きをしています。
以上のことから、個人の所得税の増税で財政の赤字を解消することは、まずもって無理なことがわかると思います。算数の話です。
