淡路SAの大観覧車VS松王丸を偲ぶオブジェ

今は観覧車が座っている場所に昔、オブジェを設置する計画があり、ボクも日比谷アメニス(日比谷花壇の造園部)さんを通じて金属彫刻でコンペに参加していました。
10年近く前のことで、資料はどっかにいってしまいましたが、ボクが提案していたのは神戸港築港にまつわる伝説松王丸をテーマにした、大きなステンレスの球と鉄の錆びた柱のオブジェ。
提案して半年ぐらい返事がなかったので、結果を聞いてみたところ、「話しが無くなったわけではないのでしばらく待ってください」とのことでしたが…
あれからどういう経緯があったのかはわかりませんが…
最終的に観覧車に負けていたようです…
「まぁ、意味のわからないオブジェよりも観覧車の方が楽しくて良かったかも。」
「乗ってもいいし、存在そのものに魅力がある。」
「観覧車なら収入にもなるし。」
でも…
「電気を使う観覧車はエコではないな。」
「一人600円で実際、電気代、人件費はペイできているのかな。」
「次回来たときは乗らないだろうなぁ…」
今回、観覧車に乗ってみて、いろいろと考えることがありました。
ボクにとってのこの場所は、松王丸について調べたことと、採寸と撮影のためバイクで来て、手が凍えて動かなかったことが、妙に虚しい思い出です。

