ゴルフ用サングラス☆☆視界の広さ?
一つのプロダクトをカタチにするとき、デザインに取り入れる多くの要素(お題)があります。この要素の中には、依頼主の「言いたいこと」が満載で、すべてを取り入れていたら造形の中に納まりきらないばかりか、“ブレ”たプロダクトとなってしまいます。時にはその内容が“嘘か真か”と疑ってみたりしながら、何を取り入れないかを考えます。しかし、デザイナーがプロダクトに取り入れなかった要素を、広報や営業の担当者が使って宣伝してしまうということがあります。また、出来上がった製品を見た目で判断して、モノをつくる段階では無かった要素が、後で付け加えられてしまうことも稀にあります…
たとえば「フレームがなくてレンズがむき出しのリムレスやツーポイントサングラスは視界が広いのでゴルフに最適」というのは、販売する側としては謳いやすく良いイメージですが、実際この言葉を信じて買い、掛けてゴルフラウンドした人は「???」「専門家が言うのだから間違いないと思うけど、自分には合わなかった…」「視界が広いけどミスショットする…」ということになってしまいます…
「ゴルフ用のサングラスって、どれを買えばいいのかわからない…」という人が信じるのは、サングラスのプロの意見や、サングラスの人気メーカーの言葉。「リムレスやツーポイントサングラスは視界が広いのでゴルフに最適です」というのは、あまりにも不適切で無責任な言動といえます。
実際のところ、ゴルフサングラスと呼べるゴルフに特化したサングラスは無くて、名ばかりのモノばかりなのですが、今日はゴルフに使えるサングラスを選ぶポイントを少しアドバイスさせていただきます。
1、どうしてゴルフにサングラスを掛けるのか。
2、スイング中にどのくらいの視界の広さが必要なのか。
3、スイングのとき、サングラスを掛けるのか外すのか。
を自問自答していただき、1、プロが掛けているから。かっこいいから。 2、まったく気にならない。という方は何を掛けても大丈夫ですので問題は無いのですが、
1、眩しいから。
2、わからない。
3、いちいち外してる余裕がないので掛けたまま。
という方は、
リムレスやツーポイントサングラスのようにレンズの周囲にフレームが無いと、レンズの厚みの部分に光が反射して、時々キラキラと気になる光が入ってくるので、最低でも上部(ブロー)にはフレームがあるタイプのものを選ぶことをお勧めします。ちなみに白いフレームは光を反射させ、その光がレンズの中に入ってくるのでサングラスの機能としてはマイナスです。
また、テークバックでトップの位置にさしかかったとき、左右のレンズの間から一瞬パッと明るくボール周辺が見えてしまい、スイングのタイミングが狂ってしまうことがあるので、鼻の部分から光が漏れないタイプのノーズパッドを選ぶことをお勧めします。(※重要なポイント)
また「周りをリムで覆われているフルリムのサングラスならゴルフに適している?」というわけでもありません。逆にリム幅が広すぎて、同じくテークバックでトップの位置にさしかかったとき、「一瞬視界からボールが消えてしまう」という場合もありますので、サングラスを掛けてバックスイングした時のボールの見え方を確認してください。またこのとき、ボールを見ようとするがあまり、肩が浅くなってしまうことがありますので、自分のスイングを知っている人に買う時は付き合ってもらうのが一番です!
ファッション的にどうしても「リムレスが好き」という場合は、サンバイザー、または帽子をかぶるのもひとつの方法です。「帽子やサンバイザーをかぶるとサングラスが掛けれない…」という問題もまたあるのですが…