お近づきのしるしにチタンのオブジェをつくりました★ | ∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴

お近づきのしるしにチタンのオブジェをつくりました★

ファイテン平田社長φ10今日は、ファイテンの平田社長に始めてお逢いしたときにプレゼントさせていただいたチタンのオブジェのお話しです。

ファイテンを記号で書くと“φ10”となり、その記号のファイ“φ”にはいろいろな意味があります。記号そのものが表しているものは地球と地軸で、大きな意味としてこの記号は地球を表現しています。また“10”にも意味があり、おそらく“φ10”=ファイテンの社名の由来は「地球上のすべての・・・に対する・・・」というような壮大なスケールであるとボクは想像しました。

ボクたちモノづくりをしている人間にとっての“φ”とは、パイプや丸棒など丸いものの直径を表す記号であり、すなわち“φ10”とは直径10㎜を意味します。もうお気づきかとは思いますがこのオブジェは、直径が10㎜のチタンの無垢棒を長さ198.310㎜にカットしたもので、長さの“198310”は、ファイテン株式会社を設立された1983年10月の数字を一列に並べて198310マイクロメートルという長さの単位に置き換えて表現したものです。

またこれらの数字列はエッチング加工でこの丸棒に印字し、この棒を木製の台に地軸の傾きと同じ23.4度の角度で刺して、卓上オブジェとして表現しました。


ファイテン社長室にあってこそ存在価値が生まれる具象的なオブジェです。