2010年 秋。
しずく31才。不妊治療専門病院へ!
約1年半の総合病院の不発な治療を経ていたので、今回は専門病院!に的を絞って。



ネットで評判を調べて、決めました。
なんとかく良さそうな感じ。そう、勘です。
不妊治療の知識なんて浅いし、専門的な事は分かりません。
ホームページの雰囲気、写真の雰囲気、自分の勘を信じました。


まず初診の予約。
1ヶ月後だったかな?
しずくは仕事もしてたので、お休みの日に合わせました。





当日。
待合室は沢山の人で溢れて居ました。
誰も喋らず、異様な雰囲気に感じたのは私だけかな?

問診票を書いて、30分程たってから…
番号が呼ばれます。

このMクリニックでは名前ではなく番号で呼ばれます。
ちょっとした心使いが嬉しい。


白髪混じりの 顔立ちのイイ先生でした。
第一印象はとても良かったです。
ただ、疲れてる感が…。 朝から晩まで一人で治療してるんだもん。
それだけ人気のある病院だと分かりました。




さて、やっぱりいちから検査です。

血液検査は特に問題無し。
ホルモン系もバッチリ!

卵管造影も卵管に詰まりは無いとの判定でした。

ここまでは、F総合病院の結果と変わりない。良かった。

ただね、次の日も造影剤のゆくえを見たいとの事。
???何で?? 卵管通ってるんだよね?


疑問を持ちながら次の日も見てもらいました。

んー…。
そうかぁ…。

と、なんだか気になる先生の反応。




難しい事は分からないので簡単に説明すると…

前日に卵管を通った造影剤が、次の日には子宮の中に広がるそうなんです。

ただ、私の子宮には造影剤が見えなかったんです。

卵管は通ってるけど、子宮まで通ってない。

卵巣から排卵した卵は、卵管采にとらえられ、卵管内を子宮に向かって移動します。途中で精子と出会い、受精すると考えられている。


↑これはお借りしました。

この卵管の先にある卵管采(イソギンチャクみたいなもの)に癒着があり上手く卵が子宮に移動出来ていないのが不妊の原因だろうって。


では癒着を取り除く手術は?
はい。あります。ただリスクが大きいようでした。
全身麻酔で背中から管を入れて卵管采の癒着を取る。
全部キレイに取れるかは疑問。
取れたからといってきちんと機能するか疑問。
この癒着は、誰しも身体のどこかにあるものらしく、生きていく上での支障はないみたい。
今後、大きな病気に繫がる可能性も低い。
じゃあ、本来の目的である妊娠すると言う方向からもう一度考えると…
可能性の低い手術をするよりも、体外受精をしましょう!
妊娠しましょう!って流れになりました。


さら~っと書いてしまいましたが、先生はゆっくりと、丁寧に分かりやすく説明してくれて、体外受精の無料説明会を夫婦で受けてしっかりと話し合い決めました。


次回からは初の体外受精に挑戦です!




そうそう、旦那さんの検査結果ですがやはり、精子の量も元気な数も平均を下回っていました。
この結果は旦那さんには詳しく言っていません。
いつも病院に出来るだけついて来てくれて、治療で頭いっぱいの私を支えてくれています。
結果を知らせる意味なんて無いとおもいました。

◯◯の精子、平均だったよ~。



それだけで十分じゃないですかね?







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