レッスンをしていると、

「自分では、やってるつもりなのに

映像でみると、思ったように出せていない!

どうして?」

という質問がよくきます。

 

「今さらですが、こんなこと・・・」の記事でも

書きましたが、

 

「つもり」は、観ている人、聴いている人には

『響かない』ことが多いです。

『響かない』と断言しても良いくらいです。

 

では、なぜ自分が思っていた演技と

実際の演技が違ってしまうのか?

 

その多くは、役の気持ちはできていても

その気持ちを表す表現が弱いことからきます。

 

例えば・・・

サプライズでプレゼントをもらって喜ぶ。

セリフは「わー、ありがとう!」

という演技をするとします。

 

『やっているつもり』の演技は、

 

もらってすぐにセリフを言ってしまったり、

 

もらって驚くという表現をはっきり行わずに

「わーありがとう」というセリフつなげて言ってしまったり、

 

「ありがとう」のセリフの前後に喜びの感情を

表す表現を入れなかったり、また弱かったり 

 

など・・・

 

『やっているつもり』の演技は、

気持ちが先行して、自分だけが納得した

演技をで行ってしまい、観ている人、聴いている人に

『伝わる演技』

『伝わる演技』

になっていないことで、自分の想いとは違う

伝わり方になってしまうのです。

 

例で挙げた表現で、

 

プレゼントをもらった後に

驚きの表現をハッキリと行って

 

その驚きがうれしさの表情に変化して

その後、相手を見て、そのうれしさ

喜びをしっかりとつたえるように

「ありがとう」と言う。

 

以上のような演技を、客観視しながら

つくることで、

『やっているつもり』の演技ではなく

観ている人、聴いている人に

伝えることを意識した演技へと

なるでしょう。

 

上記の例は参考です。

もっともっと良い演技・表現をすることも可能です。

※演技は深いから、感動をあたえられるのですから・・・

 

まずは、以上のことを意識して行ってみてください。

 

これができるようになると、さらなるステップアップへの

道が開けてくると思います。

 

演技や表現には、絶対がありません。

それは、様々な考え方や表現があるからです。

 

もっと知りたい方がいらしたら、

コメントくださいね(^▽^)/

 

 

為せば成る。ファイトです!!!!!