『発声』や『滑舌』、『表現』などなど・・・
挙げていくと、どれも大切ですが、
一番は『伝えること』です。
演技は、『演ずる技』です。
読んで字のごとしですが・・・
その『技』をなぜ使うか?
それは、観ている人、聴いている人に
わかりやすく『伝える』ために使うのです。
役者の仕事は、役の代弁者となって
その役の気持ちを『伝える』ことです。
先ほど、演技は『演ずる技』と記しましたが
ただ『技』=『テクニック』とはなりません。
そこには、『役の設定』や『演ずるキャラクター』
『声の出し方』『間』など、様々な『表現』が
必要となってきます。
この『表現』があってこそ、
観ている人、聴いている人を
感動させることができるのです。
でも、最も重要なことは、
『伝える演技』
『伝わる演技』
です。
これは、『コミュニケーション』でも同じです。
相手の気持ちを考えて、自分の行動を決め、
そして伝えるという『意思の疎通』です。
考えると難しくなりそうですが、
まずは、相手の気持ちを考えて、
『役の代弁者』となって、その気持ちを
しっかりと『伝える』ことを考えてみてください。
そして、『伝える』ために必要な『表現』を
使えるように、日々、観察や研究をしてみてください。
必ず、あなただけの『演技』ができるように
なります。
為せば成る。ファイトです!!!!!
