なかなかねえ、身にしみるわなあ。
「正しい価格のつけ方」
商品価格の決定は、とても悩むものです。
価格を決める際によく用いられるのが、原価による逆算です。
「原価率は30%に収めたいから、価格は○○円にしよう」
という決め方です。
この価格の決め方であれば、確かに希望の利益率は得られます。
しかし、それが最大限売れる価格なのかというと、そうではありません。
粗利率優先の価格決定であって、売れるかどうかの価格のつけ方ではないからです。
確かに希望の粗利益率はあります。
しかし粗利率優先にすると、価格が高くなりすぎることはよくあります。
売れなければ、粗利率を確保していても粗利額を得ることができません。
また売りづらい価格であれば、売るためのコストがかかり、結果的に営業利益が少なくなることもあります。
粗利益で大事なのは「率」ではなく「額」なのです。
価格は、原価からではなく、お客様の感情から逆算して決めます。
価格で大切なのは、お客様に「お得感」を与えることです。
「お得感」を与えることが出来れば、商品の流れが良くなります。
逆に「お得感」を与えることが出来なければ、商品の流れが悪くなります。
松下幸之助が残した言葉に「いいものを安く」があります。
この言葉には「お得にせよ」という意味が含まれていると思うのです。
「お得感」を与えるには、安くするだけが方法ではありません。
価格以上の魅力を作り、伝えることも大切です。
例えば、デザインを変える。
ディスプレイを変える。
特別仕様にする。
このように、魅力を作り伝えることで「お得感」を与えることができます。
ユニクロが人気なのは、安さだけでなく、魅力を伝える演出にもこだわっているからです。
そのため、消費者に「お得感」を強く与えているのです。
自社の商品が「お得感」を与えているかどうかを、今一度調べてみてはいかがでしょうか?
~商売設計株式会社より