東日本大震災から1年が経ちました。原発問題がクローズアップされがちですが、津波の被害を受けた町は復興していっているのでしょうか?テレビなどで見る限りではとても復興しているようには見えません。津波対策などで町づくりを根底から考え直さなければならない自治体が多いのと原発問題で復興の見通しがつかない自治体がたくさんあるのが現状なんでしょうか。農村、漁村経済の疲弊も気になるところです。阪神・淡路の時では政令指定都市の神戸でさえ経済が疲弊し、その影響が関西経済にも大きく影を落としてきたことは記憶に新しいところです。被災地では住みたくても仕事がないという声もたくさん聞かれるようです。復興への課題は未だ山積みといったところなんでしょうか。
鉄道では三陸鉄道が徐々にではありますが、復旧していってます。それに対してJR東日本の路線は原発問題のある常磐線はともかく、沿岸部で不通になっている路線は未だに復旧の見通しが立っておらず、中にはBRTとは名ばかりのバス転換を示唆する声すらある有様で、JR東日本に不通路線を復旧する気がないのがありありと伺えるところがあります。復旧は町づくりとセットで行う必要があり、簡単には復旧できないという事情があるにせよ、災害を機に体よくローカル線を切り捨てようとするJR東日本の姿勢は如何なものかと思います。一方では沿線の掛け声だけでは復旧はできないと思います。利用者不在では復旧しても意味がありません。鉄道は復旧しただけで沿線住民はみなマイカー利用では話になりません。鉄道を中心とした町づくりとまでは言いませんが、鉄道が役に立つような町づくり、沿線づくりを行い、復旧していく必要があるのではないかと思います。そうでなければJR東日本が打ち立てるBRT施策の方が正解となりかねません。なんとか被災地で鉄道が復活し、役に立つ路線として復興のシンボルになっていって欲しいと思います。


