九州での最後のブルトレ撮影を満喫して、小野田オリエンタルホテルに泊まり、翌朝(3月1日)は早朝からオノアサへと出向く。2回目のオノアサだ。以前訪問した時はムーンライトで下関まで行って、小野田へ折り返して小野田から猛暑の中歩いてヘロヘロになって、折り返しお野田駅に着いた時にはそれこそ精根尽き果てた状態になっていた。その苦い思い出があったので、いい画が撮れたのに“オノアサはもういい”という思いが強かった。しかし、オノアサを通過するブルトレがなくなれば同地に赴くこともまずない(遠すぎる)ので、今回再訪問することを決意した。今回はムーンライト九州もないので、小野田周辺で宿を取ってと思い、探し当てたのが手頃な価格の小野田オリエンタルホテル。駅前にあるので、オノアサまでは遠いが、それでも気分的には楽だ。前日にとりあえず地図でおおよその場所を確認して、早朝6時30分頃ホテルを出発して現地を目指す。早朝と言っても前日は4時30分起きだったので、いつもの調子から行けばそれほど早朝でもない。薄暗い中歩いて行き現地に到着。既にクルマだらけになっており、ぬかるみに足を取られながらお立ち台へ。前方組と後方組に見事に分かれていたが、とりあえず余裕のありそうな後方組の方で撮影することにした。ほとんど90%程度がクルマで来訪しているようで、歩いて小野田からという人は見当たらなかった。大した距離でもないのに楽をする人間が多い。人のことはあまり言えないが、楽をするから鉄はメタボな人や細身のオタク風が多くなるのだろう。そう言えばスポーツ系の鉄ってあまり見ませんからね。小1時間ほど貨物やローカル電車を練習がてら撮影しながら本番を待ち、いざ本番のはやぶさ・富士の通過を待つ。定時よりやや遅れ気味で通過して行ったが、とりあえず晴れていたのでヨシとする。若干前の人にかぶられるのを恐れて練習の貨物よりもカメラを振ってしまったので、S字の表現がうまくないところもあるが、最後のオノアサを無事終了することができた。このあとは1日から使用できる18で延々と大阪まで帰る計画だったので、そそくさと現場を立ち去り、小野田発8時51分の普通に乗り込んだ。駅へ来る途中EF65の原色が牽く貨物を見たが、オノアサに残っていた人はこれを狙っていたのかもしれない。近年カマの追っかけは須佐まじいものがあり、旅客列車が風前の灯となった現在、カマ男は貨物しか追いかけられない実状もあり、貨物熱は高まってきている。私はそれほどカマ男ではないので、計画を消化するために久しぶりの本格的な普通列車の旅を楽しむ。最近は18を使っても撮影のため最後の締めは新幹線を利用など中途半端な旅が多かったが、本線を堂々と乗り通すのはかなり久しぶりである。山陽本線の普通は昔ながらの長距離列車が多く、この日も新山口から糸崎まで延々と同じ列車に乗り続け、さらに糸崎から乗り継いだ列車には相生まで延々と乗車することになった。相生からはさらに新快速に乗り継いだので、都合3列車で新山口~大阪間を乗り通したことになる。この間広島での5分停車の間におにぎりをGETできただけで1分~2分の接続ばかりだったので、食糧確保についてはシビアな考えの人にはできない乗り継ぎの旅だった。

