さらば6300系 | EXPRESS DIARY3〜近畿圏鉄道の撮影記録と情報〜

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近畿圏の鉄道を中心に日々の鉄活動を徒然と書いていきます。

051002hky6356  少し気が早いところですが、6300系8編成中(6330Fは除く)1編成の6356Fが廃車になるようです。さらば6300系とは気が早いタイトルになりましたが、9303Fの増備が進められており、何編成かは廃車になっていきそうな感じがします。残念と言えば残念ですが、30年選手というか30年以上選手となった6300系が姿を消していくのもやむを得ないと思います。幼少の頃から特急と言えば6300系だった同世代の人間にとっては残念ですけど、これも時代のですから仕方ないですね。長い間お疲れ様でした。

 6300系が廃車になる一方で50年選手に近い2300系がまだまだ残っているというのには若干違和感を覚えます。車両によって経年劣化の度合いなどが違うので、必ずしも古い車両から淘汰されるわけではないと思いますが、経年30年以上の車両が大半を占める阪急京都線(だけでなく神宝線も)では今後どうやって車両の置き換えを行っていくのかと危惧ところです。本業以外での失敗が続き、財務状況が好転するどころか悪化する一方という状況で、一気に旧型車を置き換えるだけの体力はなさそうですし、今後どうやって資金をやり繰りして新車を投入するのでしょうかね。幸い阪急車はかつて国が造っていた車両に比べてメンテが行き届き、故障が少ないので、JR西よりかは丈夫で長持ちする車両が多いと思いますが、それにも限度というものがありますからね。色々なところで何度も書きますが、阪急の車両施策についてファンとして心配してしまいます。