仮想詩(1) | 詩人:Writer 上杉浩司

友を 送ることは

ましてや 生きている友が

去る姿を見るのは 悲しい

 

良い方に考えると これは一つの

スタートだ

 

ただ いくら 理由をつけても 悲しい

 

それは もう 二度と 友に 会うことも

ないだろうし

心も 通うことも無いだろうから

 

そう思うと

余計に 悲しい

時は 非情

ますます 友を 私から 遠ざける

 

いつも 人生は ここから 始まる

天は きっと 友に 代わる 人間を

私の前に 連れて 来るのだろうと

 

でも

ああ ひどいよ

私が あなたに 恋していたなんて

最後の最後で 気が付かせるなんて

 

 

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