光景2 | 詩人:Writer 上杉浩司

秋の始めとなって

あなたの姿が 突然

本当に 突然に 私の目の前から

消えてしまう


いつまでも いつまでも

一緒に居たいけれども

季節が移ろうように

あなたも 突然 私から 去って ゆく


それが 宿命であって

宿命以外の何物でもないと

本当に思う


それも幸せの

一つの形だと


必然という正義だと


そう言い聞かせることで

慰めを完成する




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