光景1 | 詩人:Writer 上杉浩司

夢へのいざない

動きのない夜

その中で

静かな湖がときどき

見えそうな気がする


踊るチューリップ

声を上げるマジシャン

舞台上の静謐

そして

炎を咥え込んだ



心がこんなにも重いのは

夜が時間を濃密にして

私に圧し掛かってくるから


あなたが

私に海を見せ続けるから





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