先日、柴犬の飼い主さんのブログを見ていると、


(SBIいきいき少短のペット保険で)

椎間板ヘルニアが補償されなかった!

ヘルニアは病院じゃないのか!


という怒りの書き込みがありました。





私がペット保険を資料請求した書類の中にも、

SBI少短のパンフレットがあったので

商品内容を調べてみました!









商品名

SBIいきいき少額短期『ペット保険』


今回は他社の商品と比較するため

70%、スタンダード(免責なし)を基準にしています。




メリット

① 保険料が安い

② 1日あたりの支払限度金額、年間の限度回数なし




デメリット

① 補償が手薄



こんな人におすすめ

多少補償されなくても、とにかく保険料を抑えたい!

という方





メリット① 保険料が安い


いままで紹介してきた各社のペット保険の中でも

保険料が安い部類です。


WEBで加入するとさらに保険料が安くなるので

このブログを見ている(=ネットが使える)方は

よりお安く加入できそうです。








メリット② 1日あたりの支払限度金額、年間の限度回数なし


昨日記載したau損保と同じく、

1日あたりの支払限度、年間の限度回数がありません。

1年間でいくらまで、

という年間の限度金額が決まっている形式です。



比較的、通院回数が多くなりがちな

ネコの飼い主さんには

魅力的なのではないでしょうか。









一方で保険料の安さには、理由があるようです。




デメリット① 補償が手薄


出だしに記載した

『椎間板ヘルニアが補償されない』という話ですが、

重要事項説明書の免責事由(保険が使えない場合)に

がっつり書かれていました。



主な免責事由(抜粋)


○獣医学の水準から先天性・遺伝性疾患によって生じたと判断されるケガ・病気


→ 個人的な経験では、若齢で出る重めの病気は、

 よく先天性と診断される印象があります。

 お迎えしたばかりの子猫は加入を避けたほうが

 よさそうです…



○膝蓋骨脱臼(ヒザのお皿の骨が脱臼する病気)

  → 小型犬にとても多いそうです。



○椎間板ヘルニア

 → 書いてありました。笑

 大手のアニコムやアイペットだと支払対象でした。



○歯科治療・口腔外科治療

→ 『ケガの治療は対象』と記載されていました。

  つまり、高齢猫に多い歯周病は病気なので、

  対象外になりそうです。







他社より保険料が安いということは、

どこかで補償が削られている可能性がある

ってことですね。




私がペット保険に入る理由は

万が一高額な治療費がかかっても

迷わずに治療してあげたいから、です。


いざという時に『その病気は対象外です』だと、

いくら保険料が安くても本末転倒でしょう。




調べるのはメンドウですが、

保険料や限度金額だけでなく、

重要事項までしっかり読んで、

自分のペットがかかりやすい病気が補償されるのか

確認したほうがよさそうです。