きょうは、ペッツベスト少額短期保険株式会社の
新ペット医療保険『NewセレクトBEST』について
調べてみました!






商品名

ペッツベスト少額短期「NewセレクトBEST」

 

 


メリット

① 補償内容を自分で選べる


 

 

デメリット

① 免責金額が必ず発生

② プレミアム特約は事実上必須


 

 

こんな人におすすめ

日々の医療費は自分で払い、

万が一超高額な治療費がかかった時だけ

補償してほしい という方


病気やペットの知識がある方






メリット① 補償内容を自分で選べる


ペッツベストの一番の特徴は

『自分自身で補償内容をカスタマイズできる』

という点です。



写真のように

1. 年間の支払限度金額

2. 免責金額(この金額までは全額自分で負担になる)

3. 支払割合(80%, 60%)

4. プレミアム特約の付加の有無

を選び、保険料が決まります。



多くのペット保険会社が

70%、50%の補償プランを採用しているのに対し

80%, 60%というところも珍しいですね。




免責金額を高くしたり、

年間の支払限度金額を低くすることで

日々の保険料が抑えられるのは嬉しいです。


 






デメリット① 免責金額が必ず発生


私が思う、ペッツベストのデメリット

それは『免責金額が必ず発生する』という点です。


保険料をみると免責金額を高くする

(自分の負担金額を大きくする)ことで

保険料をより抑えられるようです。


しかし、いくら保険料が安くても

実際に治療費がかかった時に、

もらえる保険金がすくなければ、

そもそもペット保険に入る意味がありません。



たとえば、

免責金額が5万円

補償プラン80%

年に治療費が10万円かかった場合、


もらえる保険金は、


ペッツベスト

(治療費10万円 - 免責金額5万円) × 80%

= 4万円


他社の70%補償プラン

治療費10万円 × 70% = 7万円


となり、他社のほうが3万円も多く保険金がもらえる計算になります。

年間3万円の差ということは、月に2500円ですから、

他社の方が、保険料が月に2500円高くても、

結果的に収支は同じ、ということになります。




ペッツベストやペット&ファミリーのげんきナンバーわんSlim等、免責金額がある商品を選ぶ場合は、この点を注意しておく必要があります。






デメリット② プレミアム特約は事実上必須


パンフレットを見て驚いたのですが、

補償できない病気やケガが、めちゃ多い印象です。




プレミアム特約がなしの場合、


緊急性を伴わない検査、手術、

慢性腎不全に異物飲み込み  などなど、


『逆にどういう時に保険が使えるの?』というくらい

対象外のオンパレードです。



これを確認せずに保険料だけで『プレミアム特約なし』を選んでしまうと、いざという時に何も補償されない、という可能性もあります。





ペッツベストの商品は、

自分で商品内容がカスタマイズできる点は魅力ですが

よく調べずに保険料だけ見て加入すると痛い目にあいます。


申込する前にしっかりパンフレットを確認することをオススメします!