今の時点では深く語れないのですが、どうなんだろう?


射出成形の金型は高価です。

そして射出成形品の品質はこの金型で決まると言っても過言では
ありません。

海外製の安い金型は確かに安いです・・・
驚くほど安く、そして勿論質が低いです。

海外品だからと一概には言えません。
しかし安ければ質が低いとは言えます。

高ければ万能とは言いませんが、安かろうは必ず悪かろうです。

普通より安い物は企業努力で成り立っています。

考えられない程極端に安い物は必ず品質を落としています。

まあ、当たり前といえば当たり前です。

射出成形の簡易金型・・・まあ要するに樹脂型やアルミ型です。


射出成形金型としては極端に安いです。

そしてこの簡易型での射出成形は射出成形の基本である、高レベルな
形状の製品を短時間で大量に、安価に、安定供給するということから外れ、
多品種、小ロット、で射出成形にて作ることが望ましい形状の製品を
作るのに適していると言えます。

本来であれば真空成形にて作る数量で真空成形で作れない形状の物等
ですね。

射出成形品には射出成形品特有の問題があります。

バリ、ヒケ、ショート、フローマーク、ウェルドライン、シルバー、ガス焼け
等々形状、材質により多くの問題があり、これを製品の形状、成形条件、そして
金型構造、技術によって予想し解決していきます。

これは大変なノウハウであり技術です。

手間もコストもかかります。

簡易金型はこの部分をある程度犠牲にして金型コストを落とす方法の一つです。

海外製金型に対して日本メーカーが戦う武器の一つにもなると思います。

もちろん多くのリスクを伴います。

実はかなりすたれた技術で作るものを慎重に選ばなければトラブルの
宝庫になりかねません。

しかしトラブルの中ノウハウを溜めてきたメーカーもあります。

色々と挑戦してみようかと思って今動いています。













この後この話題に触れることが無くなれば、企画倒れだったということで・・・

ブログの更新自体がなくなったら夜逃げしたということで・・・



頑張ります。









やっと辿り着きました。

真空成形品のクロームメッキ加工。

素材は勿論ABS樹脂一択です。
(樹脂用クロームメッキはABS樹脂以外にも可能ですがそれはまた)

基本的には成形メーカーにて生地仕上げはやって来てくれます。

そして製品の形状によってはその状態でメッキ加工に入れることは
問題無く出来る場合もあります。

しかし形状によっては必ずしもすべてお任せというわけにもいかない場合が
あります。

それは真空成形特有のNCカットラインが製品のA面(表に見える面)
になってしまう形状の場合です。

勿論真空成形のクロームメッキ加工品の場合、そうならないようにデザイン
するのが本来は鉄則なのですが、残念ながらそうはいかないのが物作り。

どうしてもA面にNCラインがでてしまう形状に確定した場合は注意が必要です。
特にクロームメッキ加工の場合はわずかな刃物後がこれでもかって言いたくなるほど
綺麗に浮き出てきます・・・

肉眼では見えないレベルまで仕上げても浮き出てきます。

NCカットラインですので基本的には細い部分(製品の端面)になりますので
手間さえかければかなり高いレベルまで消せるのですがとにかく手間はかかります。

それにプラスして生地表面の異物。(材料のシート自体に異物や素材ブツが混入して
おり、成形することによって浮き出てくる)のチェックと除去も製品レベルによっては
必要になります。

勿論射出成形品と同じ次元では語れませんが、時々というか基本真空成形品
だからといってレベルを表だって甘くはしてもらえません・・・
そうなると表面仕上げもとても重要になってくるのです。

ということで、私の使用道具をちょこっと

ペーパー、800、1500、2000番。
この他に360番や100番代も使用することがあります。

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スポンジに付けて使用、スポンジはオリジナルです。


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セラミックナイフです。バリ取りには中々いいです。


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こんな感じ、慣れが少し必要ですね、あと使用する場所の判断力も
失敗すると大変なんです・・・

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こんな目線で生地についた異物0.1mm~0.5mm程度を見つけていきます。
生地と同色の場合が多くちょっと大変です。
明りの当たり具合が良くないと見えません。15年後は見えないでしょう(笑)

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今回はA面にカットラインがモロだったのですが・・・
うまく行ったと思います・・・ラインも綺麗に出ていると思います。


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表面処理は異物、擦り傷等を探し、基本的には1500番と2000番を使用
します。
大きな異物の場合は800番から使用し、1500、2000とかけていきます。
この後ポリッシャーのないわが社ではネルによるてぶきを行います。
暑い季節はちょっと大変です・・・

この目線でみてこの様に光って見ればペーパー目は大丈夫です。


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そしてこの様に裏側にメッキ引っ掛け用の足を接着してメッキ会社にGOです。
写真はメッキ後ですけどね・・・

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とまあ、簡単に説明するとこんな感じです・・・
勿論ここに私の心の動きなどをいれると臨場感がでるのですが、品が悪くなるので
この辺で。
こんにちは。

本来は別のタイトルをと思いましたが、丁度今やっているので
こちらを少し語っちゃいます。


真空成形・・・専門用語でもご説明は致しませんが要はプラスチック成形
       の成形方法の一つでプラスチックの板を雄型にのせ熱をかけ
       た上、型とプラスチック板の間を真空にして(まあ、吸いつかせる
       んですね)型通りの形状を作り。
       決められたカットラインで成形品をカットして品物を作る成形法です。


ちょっと中途半端に専門っぽくてすみません。

プラスチック成形には射出成形、真空、圧空成形、押し出し成形、ブロー成型
反応成形、等まあ色々とあります。

クロームメッキの事はまた今度ゆっくり書きます。
当社のメインの取り扱い品の一つです。


真空成形の特徴としては何と言っても多品種小ロット向け。

また、大き目の成形品に向いています。

看板や自動車のエアロパーツなどにもよく利用されています。

形状にはある程度の制約が付くのですが、比較的大きめで数量が少ない
場合の自動車用品にもメッキ品、塗装品ともによく使われます。

クロームメッキ加工や塗装の二次加工がある場合、成形方法としては
射出成形がもっとも適しておりますが、真空成形は何と言っても、金型費用が
安いのです。
射出成形品の数分の一から下手すれば十分の一とかになります。

しかし、逆に成形品の単価は10倍では効かなくなってしまうことも
あるのですけれど・・・

しかしそれでも射出成形の金型が数百万から数千万単位になることを
考えれば小ロット製品の場合は真空成形を選択することがあるのです。


当社も基本的にお客様の要望に従い成形方法を真空にしたり射出に
したりとするわけですが、ことクロームメッキ加工品に関しては、
真空成形特有のリスクと苦労が伴ってしまうのです。


次回は真空成形品のクロームメッキ加工の涙のお話を書いていきます。


勿論今日のタイトルがそうだったのに次回かよ、と思われるのは承知ですが、
長~く書いてしまいそうなので続きに致します。








決して帰りたくなったからではございませんので・・・





http://www.explus-shop.com/



もしも御入用の際はよろしくお願いいたします。