一時期のすごしやすさは幻でしたね(笑)

本格的に暑さが戻ってきました。




高温多湿は製品に影響するのか?


当然色々します。

人間の健康状態だけではありません。

外気をシャットアウトし温度と湿度を完璧に一定にコントロール。



なんて会社、通常の製品を作っているところではまずありません・・・

中小、零細の工場なんて冷房すら無く冷風機や送風機で対応しているところは

全くもって珍しくありません。

これは冬場でも同じです・・・

真冬の成形工場の条件出し・・・スキー場か?って言いたくなるような装備

出さえも5.6時間もいれば底冷えで震えてくる。

真夏の成形工場の条件出し・・・死ねってことですか・・・・ひ弱な人はそう感じる。



微妙な条件で成形しているものは影響を受けることもある。

収縮の量に影響が出たりもする。

渇いているはずの塗装が心配だったりする。

冬場の倉庫に保管してあった製品の勘合が合わなくなって大騒ぎ・・・

騒いでいる間、暖房機の近くにあったらさくっと復活・・・




昔、メッキ工場で夏場大量のピンホールが発生した・・・


天井部に換気装置がついていないメッキ工場。

夏場の熱気でメッキ層付近は40度以上・・・

人命にかかわるので冷風機で風を送る、メッキラインに風を入れる・・・

当然ミストが飛びまくり隣のラインにいる製品に薬品が付着しピンホールの

嵐が起こる・・・



「死んでくれ」とお願いした記憶が・・・(笑)



「うちは工場内もエアコン完備です」と誇らしげだった会社。

6月に行ったら灼熱地獄・・・電気代が・・・とのことでエアコンストップ。

窓の無い設定だったので当然成形工場内はジャングルなみの高温に・・・

おかげで製品の限度を甘く妥協してしまった遠い記憶があります。


冬場に作った冶具・・・夏に使用したら合わない・・・なんて事もありますな。










工場ってほんと、大変です・・・




でも今年は事務所、大変ですね・・・

先日銀行へ・・・外より暑かったです。

行員のみなさん・・・本当につらそうでした。


じっとしているだけで息苦しい程の部屋でPCの前に座り

一日事務仕事・・・女性行員は真っ赤な顔していました・・・














自動車用品を作るのに欠かせないアイテム・・・両面テープ。


外装自動車用品は基本的に3Mの各種両面テープ。

厚さやタイプが色々とありますが外装用としては素晴らしい物で当社扱いの

クロームメッキ品の装着なんぞこれだけでOKな程高性能です。

しかし、この両面テープにも泣き所が・・・勿論決してこの両面テープが悪いの

ではありません・・・しかし泣き所が・・・

写真1
$プラスのお仕事困ったブログ

そうです、カーブを描いて貼ると離形紙に皺が寄るんです・・・
実は両面テープ本体は非常に柔らかく伸びるし追従性が高くどんなカーブでも思いのまま・・・・
とまでは行かないのですが結構いけるんです。
しかし、離形紙はそうはいかない・・・当然のごとく伸びない、曲がらない。

そして製品は当然のごとく3次元形状です。きついカーブなんかは写真4見たいにしたりします。

うまく貼れよ、丁寧に貼れよ・・・と言われますが、伸びない、曲がらない物と

伸びる、曲がる物が合わさっているので本来はカーブやR形状には適応していないの

である。

しかし全ての商品の形状に抜き加工して対応してしまっては当然コストがびっくり

になってしまいます。


写真2
$プラスのお仕事困ったブログ

この通りR形状のきつい製品に貼り時間がたつと離形紙が浮いてきます。
両面テープ部分は追従してくれるのですが、離形紙は知らん顔です。

これは普通に貼ると必ずこうなっちゃいます。(Rが大きいのは大丈夫な事もあります)

対策としてはRの頂点で離形紙に切れ込みを入れるか、そこで一度切って2度にわけて
貼るという方法があります。

実は元の両面テープのロールの置き方と作業者の貼り方の工夫でかなり防げるのですが
心配は尽きないのでこの方法をとることが多いです。

この写真3が切れ込みを入れた写真。写真4が2度にわけて貼った状態です。
写真3
$プラスのお仕事困ったブログ


写真4
$プラスのお仕事困ったブログ

離形紙が浮いていると両面テープに埃がついたりして粘着落ちちゃうことがあるので
要注意です・・・めんどくさいです(涙)・・・


追従性のある離形紙を望みます。

3M様、お願いいたします・・・












コストは上げないでね・・・
成形メーカーさん今は春先の反動か、えらく混みこみになっていて

協力メーカーさん達も小ロット、短納期の製品の対応に苦慮している。


もともと小型の成形機は基本的に、止めずに打ち続けることで収益を

出すものだ。

しかしその大きなロットの製品は近年多くが海外に渡ってしまい一時は

小型成形機ガラガラ・・・という状況もあった・・・


リーマンと震災で多くのメーカーが犠牲になったこともあるが今現在は

忙しくても~大変・・・という状況になってくれたらしい。



困った。

そうなると、小ロット、短納期、多品種、で国内生産を維持してきたお仕事が

当然はじかれる・・・

こんなのやってられないとばかり、短納期をお願いすると金型を返す成形メーカーが

目白押しのようだ・・・

そりゃ、そうだ・・・厳しい小ロット多品種より大きなロットの製品の方がいいに

決まってる。

その隙間で睡眠時間や休みを削って小ロットを強要するのは間違っている・・・



でも・・・金型返されたら・・・


そう、二度と新しいお仕事が出せない。

絶対に無理だ。

お客様から見れば、小ロットだろうが大ロットだどうが仕事は仕事だ。

放りだしたら終わりだ。


うちの品物でもいくつか小さなメーカーが放り出し、大きめの成形メーカーに

助けてもらった品物が出てきた。




仕事がない・・・苦しい・・・小ロット、多品種の対応を売りにする。

そして大口がきたら放り投げる・・・

これはまずい・・・せめて自分のところで緊急に協力してくれるメーカーを

探して対応するのが筋である。

これやらずに放りだしたらもう仕事だせない・・・



この後どんなに言われても無理だ・・・

でもそのぐらい仕事が戻っているのは本当に素晴らしい。

それが続いて、我々がメーカー探しにもっと苦労するようになると本当はいい。

短期間ではなく長期で続いて欲しい・・・そうすれば、大きなロットと小さな

ロットをうまく回せるようになるものだ。


そうなってくれればいい・・・リスクを分散して生産拠点を増やすのか、

この辺の利便性を追及して大きめのメーカーに仕事を集約しておくのか、

しかし、この方式は震災で崩壊したシステムだ・・・規模は遥かに小さくても

悩みどころはおんなじもんです。