日本の大学の学部教育には致命的欠陥があります。
それは「博士号を持っていない教員が約60%もいるということです。
しかもデータには「博士には,単位取得満期退学を含む」という注釈があるように、実際には博士号を持っていない者を博士と見做している、下駄を履かせているのです。
医師資格が無いものが大手を振って医師の仕事をしているようなもので、欧米の大学では「あり得ない」ことです。でも、日本では公に認められていることなので、とやかく言ったところでどうにもならない。
Times Higher Educationの世界ランキングが200位以内の日本の大学であれば欧米並みに教員のほぼ100%が博士号を持っているのではないでしょうか?
個々の大学の実態は、読者の皆さんがご自分で調べてみて下さい。しかし、とても面倒です。