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Welcome back the lyricists to Hip Hop

ミックステープの祭典「Justo's Mixtape Awards」覇者DJ Furious StylesとDJ DubによるJay Electronicaをフックアップしたミックステープ「Victory」が巷を賑わせている。

そのJay Electronicaについて、なかなか日本では紹介しているサイトがないので、ここで改めて紹介する。


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ニューオーリンズはマグノリア・プロジェクト出身(低所得者向けの公共住宅:サウスの雄、Juvenileなどの出身地として知られる。)、育ちはアトランタ、バルチモア、フィラデルフィア、D.C、デンバー、デトロイドと各地を転々とする。

2004年、デトロイドで出会ったプロデューサー/エンジニアMike "Chav" Chavarriaの紹介を経て、J Dilla、Mr.Porterと出会い、EP「Style Wars」を制作する。 EPをデモにプロモーションするも、楽曲のクオリティーの高さは評価されるも、ライブ経験の浅さから日の目を浴びることはなかった。

2005年、Erykah Baduが立ち上げた自身のレーベルControl Freaq Recordsの第一弾アーティストとしてフックアップされる。
2007年、Myspaceに「Act I: Eternal Sunshine (The Pledge) 」を公開にする。 1971年にアメリカで上映された映画『夢のチョコレート工場』のドラム未使用のサイキックなサウンドをサンプリングしたトラックで、そして、"「記憶除去手術」を受けた男女を主人公として、記憶と恋愛を扱った"2004年の映画『エターナル・サンシャイン』(アカデミー脚本賞受賞)のサウンドトラックでただひたすらライミングする、異様なスタイルが話題を呼ぶ。

2008年、ガールフレンドのErykah Badu、Kelisを通してNasと出会い、Nasが2008年にリリースしたアルバム「Untitled」のオープニングトラック、映画『I Am Sam』より"I Am Sam(Theme)"をサンプリングした「Queens Get the Money」をプロデュースを担当する。 Nasからは、"Jay Electronica is the future"と言わせるほどの高い評価を得る。
同年12月、「Scratches & Demo Tape Volume I」を制作し、プロモーションするも大きな反響は得れなかった。

2009年、2008年11月にJust Blazeがプロデュースを担当した「Dead Presidents」ライクなサウンドの「Exhibit A(Transformations)」の続編ともいえる「Exhibit C」をDecon/The Dogon SocietyよりiTunesでリリースする。 イスラム教の聖典コーランの一節を引用した「Exhibit C」は、2009年最もRetweetされたトラックであり、マスアピールに成功する。

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 Exhibit C
 Sample : Billy Stewart / Cross My Heart (1967年)
 ノーザンソウル・シーンに足跡を残したゴスペル畑出身のソウルシンガーBilly Stewartの名曲。
 Just Blaze、最近名前を見る機会は一時期より減りましたが、相変わらずナイスなサンプリングチョイスをしてきます。


同年、Mos Def、Curren$yとCenter Edge Territoryなるユニットを結成し、レコーディングを開始する。

そして、2010年、Twitter経由でフリーダウンロードにて公開されたのが
Furious Styles & DJ Dub Present: Jay Electronica / Victory」。
その収録曲が以下、Jay Electronicaの楽曲を、今までに一度も聴いたことなかった人でも十分に彼を知れる出し惜しみ無い濃い収録曲となっている。

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01. Intro
02. Exhibit B Feat Mos Def
03. Suckas
04. Walking J. Period Remix Feat Nneka
05. Dealing
06. So What Cha Sayin
07. Scenario 2004
08. Something To Hold Onto
09. Poetry Interlude
10. Departure
11. Cool Relax feat Naledge
12. Trolley Stop
13. Hagler
14. My World
15. Hard to Get feat Mr Porter
16. Extra Extra
17. Victory in my clutches
18. Swagger Jackson’s Revenge
19. Just Begun - feat J. Cole,Talib Kweli & Mos Def
20. Uzi weighs a ton
21. Love czars feat Taraach
22. Posers Feat The New Royales
23. Billy Stewart - Cross My Heart
24. Exhibit C
25. Googly Eyes (LIVE)
26. Holiday feat Mos Def
27. T.H.E. W.E.A.K. - Stick Up

Download

今年が勝負のJay Electronica、フロー、言葉選び、見据える視点、MCとしてとにかくレベルが高い。
スキルをちゃんと売り込む事が出来て、真実が語られるなら、ヒップホップ界最高のリリシストの一人として評価されていくのではないでしょうか。

Welcome back the lyricists to Hip Hop



次世代ラッパー繋がりで、1978年生まれ、31歳 Bishop Lamont――
ウェッサイの次世代ラッパー、デビュー間近と言われ続け早5年、噂には随分前からなってしましたが、遂に
「I'm f***in' free! I'm a free agent!」
Aftermathを公式に離脱。 Dr.Dre、「the Detox」、Eminemの「Relapse」続編などの制作で完璧主義者であるがゆえの所属アーティストをサポートする余裕がないのか、離脱者が続いている。 ここ1,2年で離脱がニュースになったアーティストはBusta Rhymes、EveをはじめたとしたビックネームからJoell Ortiz、Hittman、Last Emperorなどの期待の若手まで。

レーベル運営は、Dr.Dreに向いていないのかもしれませんね。