ほとんど自分の頭の整理で、見ている人なんかいないだろうという前提でやっているブログですが、
Voyageさんとおっしゃる奇特な読者のかたからコメントを頂きました。

タイトル「情けないですが(泣)」と題し、
「大それたことはできませんが、僕でもすぐに出来ることってありますか?
 募金〔少額〕くらいしかしたことがないです。」

とのこと。

返信欄では字数制限もあり、ちゃんとお答えできなかったので、あらためて。

全然、情けないなんてことないですよ。
こういうコメントを頂けると、僕も、うれしいです。

「何か自分にもできることはないか?」

やっぱり、これが原点だと思います。
困っている人のことに思いをおよばせる、まずはその時点で素晴らしいことだと思います。

その上で、

僕も大したことはできません。すごいことをしてるわけでもないです。

すごい活動をしている人と張り合って、勝った負けたと競っている訳でもありません。

みんなそれぞれが、自分のできる身の丈にあったことをやればいいと思います。

「自分には大したことができない、だからやめとこう」と止めてしまうか、
「この程度だけど、大したことないし気軽にやっとくか」ということが
 積もり積もるのとは大違いです。
少なくとも僕はそう思っています。

他者の批判をするつもりはないですが、
2千数百億円が集まった日赤の義援金は、まだ3分の1しか配られておらず、
あとはプールされたままとか。
内部の詳しい事情は知りませんが、海外も含め、多くの人々の善意がたなざらしのままになっています。

そんなことと比べる必要は全くありませんが、
小さくてもご自身のできることをやろうとされるのは立派だと思います。

頂いたご質問の答えになっていなかったので、あらためて回答させていただきます。
「すぐにできること。」

1.募金。募金も十分役に立ってます。
 個人的な意見ですが、使い道、支援先が明確な団体に募金することをお勧めします。

2.金額にもよりますが、僕がいつも利用しているのが、
 文部科学省の「子どもの学び支援ポータルサイト」です。
  http://manabishien.mext.go.jp/
 (子供たちへの支援に特化しているため)
 内容によっては1、2万円程度で実現可能な要請もあります。
 一度、ご覧頂いて、手に負える範囲の内容でしたら、
 現地の先生とコンタクトをとられてみてはいかがでしょうか?

3.飲食店をやられているとのこと、
 店頭で募金箱をおいてみるとか、震災支援メニューとか、震災応援イベントとかを
 企画されて、売り上げの一部を支援に充当するといったことも有りだと思います。

 実際、我々の団体の支援資金の一部は、会員の知人でアメリカでスポーツバーを経営する方が、チャリティイベントをして資金を集め日本に送って下さったものです。

独自にやられても結構ですし、もし日中に学校とのやりとりをする余裕がないということでしたら、お気軽にご相談ください。
我々の団体で引き取らせて頂いて、現地のコンタクトや物資の手配を引き受けるということも検討させて頂きます。

どなたがやってもいい。要するにみんなの善意がどういう形にせよ、困っている人の役に立つ
こういう流れが一つでも二つでも広がっていくことが私の目指すところです。