ここ一か月間くらい、山手線が変だ。
変だというか、乗っていて怖い。
恐怖を感じることすらある。
いい歳した大人が「怖いな」と感じることが何度も起きている。
マナーが悪い乗客が増えたこともあると思うけど、車内でのケンカが増えている。
それも、朝のラッシュ時ではなく、夕方から夜にかけての帰宅時間帯にかけてだ。
朝は少し位マナーが悪い乗客が周囲にいて、自分に迷惑を掛けられたとしても、ケンカでトラブルを起こして会社や学校に遅刻するよりは、我慢した方がマシだと思うのだろうか、ケンカに発展することはマレだと思う。
実際、朝に車内でケンカが発生するのに遭遇したのはわずかだ。
でも、仕事で一日疲れ果てた状態でストレスフルだったり、酒を飲んで気持ちが大きくなっているのか、夕方から夜にかけては、車内でのケンカによく遭遇する。
金曜日は最悪だ。
ほぼ満員の車内で、リックサックを背負ったままの状態で乗り込んできた学生風の男に、リックサックを押し付けられたのかぶつけられたのか、ご立腹なサラリーマン。
立っているのに、両手でスマホを握ってゲームに夢中で、電車が揺れた際にぶつかったか寄り掛かったかで、「混んでいるんだから、スマホでゲームしてないでどこかに掴まれ!バカ野郎!」と怒る若いサラリーマン。
確かに、怒り出してケンカの口火を切っているのは、サラリーマン男性が圧倒的に多く、ケンカを仕掛けられているのは若い私服の男性が多い気がする。
ケンカになっても、止めに入る人はほとんどいない。
皆、巻き込まれたくないのだろう。
先週、ケンカの仲裁をしに入った初老のサラリーマンは、まさに巻き込まれ被害を受けて三つ巴ケンカになってしまい、渋谷駅で降りて行き駅員に止められていた。
因縁を吹っ掛けても、吹っ掛けられても、相手が刃物を持っていて切り付けてくる可能性すら否定できない状態だ。
世界でも有数の治安のいい国、治安のいい都市である東京はどこに行ったのだろう。
30年ほど前、ニューヨークの地下鉄は怖くて乗れない乗り物だと漠然と言われていて、日本は平和で良かったと子供ながらに思ったが、現在では週末の山手線の方が危険なのではないだろうかと思う。
だれでもが、スマホを操作しているだけで、いきなりケンカを吹っ掛けられる日常になってきているようだ。
私はラッシュ時にスマホを操作するのは極力避けるようにしています。
いつ、殴り掛かられてくるかわからない状況ですから。
マナー云々よりも、自衛が大事。

