昨日、テレビで「私は貝になりたい」を放映していたので、なんとなく最後まで見たのですが、えらく救いがない気持ちになりました。


戦争は、なんだかんだ言って、勝ったもんがその後の発言権を持つ事になり、敗戦国は非難され言いなりになるという構図は、戦後60年以上経過しているのにも関わらず、なんら変わっていない事実のように感じられました。


事実、映画の内容も、軍事法廷で不当な死刑判決を受け、妻が集めた署名や、大統領への嘆願は一切考慮せず、捕虜を殺す目的で傷つけた(映画のストーリー上では主人公は、捕虜に致命傷を負わせていない)ことに対し、極刑が執行されてしまうという、戦争という異常な空間の中で、戦勝国が敗戦国の戦犯を自国の価値観で裁くという、悲惨な内容。


よくよく考えると、米国だって原爆を2回も落として、広島と長崎を壊滅させ、非戦闘員を何十万人も犠牲にし、東京大空襲では、これまた非戦闘員に焼夷弾を雨あられのように浴びせ、東京を焼け野原にした史実があるわけです。


でも、アメリカは戦争に勝った。


日本は負けた。



勝てば官軍。一切お咎めなし。

2度の原爆投下についても、国際法廷上で争点になったんだか、スルーされて問題にもなってないのか、日本の歴史教育では明らかにされていません。


もう一つの局面、朝鮮半島事情についても、日本が朝鮮半島を植民地化していたことは恐らく事実でしょう? 慰安婦もいたんでしょう。


日本は戦争に負けました。

だから、未だに責任を追及される。言葉は悪いですが、蒸し返されて、ネチネチ言われる。


日本が戦勝国だったら、どんな立場だったんでしょう?


史実に対して「たられば」の話をしても、歴史は変わるわけではないので、不毛なのでこれ以上言及しませんが、戦後処理って後何年続ければ良いんでしょうか?


韓国が政府与党が、支持率回復のために、日本に対して矛先を向けているのであれば、それはお門違いな気がしてなりません。

韓国が進めるべくは、北朝鮮との対話と朝鮮半島の統一が先なのではないでしょうか?


旧西ドイツと東ドイツは、高い民族意識のもとに、統一を果たしました。

朝鮮半島で、同じことはできないのでしょうか?


どうも、半島内での旗色が悪くなると、昔の傷を穿り返して、日本を敵にしてナショナリズムをあおって一体感を出そうとしているように思えてなりません。


まったく、意味ないことばかりやってますね。

そしてまた、歴史は繰り返して、戦争でもしたいんですかね。


化石燃料や海産資源の利権を確保するために、両国で血を流す日がくるんじゃないかと危惧しています。

それも、一部の政治家のミスリードによって発生するっていう体たらくでね。


罵り合ったり、我先に権利を主張したって、自体は改善しませんよ。

両者、平等なポジションでテーブルにつくのが、交渉の大前提で、切るべきカードを並べるのはそこからでしょう?


パフォーマンスで民意あおって、旧敵国を悪役にするなんて、やり方として古すぎだと想いますけど。


実際、韓国の30から40の方々って、この一連の騒動について、どの様なことを感じられているのでしょうか?

本当に生の市民の方の声を聞いてみたいものです。