お店で売っている商品やサービスには、原価なり労働力がかかっていて、すべからく「タダほど高いものはない」と感じています。
何でこんな話をするかというと、今日の晩飯を食べて、ちょっとした違和感を感じたためです。
今日は、久しぶりに遅くまで残業となり、家で飯食って寝ると、ちょっと身体に悪いだろってな時間となってしまったので、乗り換えのターミナル駅の改札からほど近い、リーズナブルで美味いラーメン屋でラーメンでも食べて、電車に乗っている間に腹もこなれて、家についたらシャワーを浴びてすぐ寝ようと思っていたのですが、先ほど書いたブログのとおり、乗り換えのターミナル駅で、酔いつぶれてゲロゲロしている若いOLを目の当たりにしてしまい、食欲がすっかり失せてしまったため、ラーメンは諦めざるを得ませんでした。
でも、かみさんには「ラーメン食って帰る」とメールしてしまった手前、深夜に叩き起こして晩飯を温めなおしてもうらうわけにも行かず、かといって、コンビニでおにぎりを買って食べるというのも侘しいので、24時間やっている牛丼の店に入りました。
で、牛丼を食べたのですが、なんだかキャンペーン期間中らしく、通常の2/3の値段に値下げされていました。
が、「安くてラッキー!」と思うのも束の間、牛丼を食べてみると、「なんだかちょっとだけ、いつもより美味しくない。」と感じました。
久しぶりの深夜残業で疲れているせいか?
ゲロゲロしていた女性のことは、とりあえず記憶から薄れているはずだ。
酒を飲まなくなってから、味覚が鋭くなったのか?
確かに、酒をやめる前と比べると、嗅覚は敏感になったな。特に、悪臭にはものすごく敏感になった。
でも、タバコは吸い続けているから、海原雄山のような鋭い食通の味覚はないはずだし。
恐らく、250円という安すぎるその価格が、「ホントにこれ、食って大丈夫なのかよ?」と私を疑心暗鬼にさせ、味覚を狂わせたのではないかと感じています。
やはり、牛丼の適正価格は並で400円前後だと思います。
牛肉や米、調味料の原材料費用、店舗の維持費用、バイトの時給、光熱費、宣伝費、適正な利益確保、それらを考えれば400円でもギリギリの線ではないかと思えます。
それを約3割も値引くとなると、たとえ期間限定とは言え、何かを犠牲にしなくてはならないと思います。
店舗の家賃や光熱費が安くなるわけはないでしょうし、バイトの時給が低くなっているとは思えません。光熱費だって、安くはならないでしょう。
となると、犠牲になるのは、利益を削るか、原材料を安くするかのどちらかになるはず。
利益を犠牲にしたとしても、企業が原価割れを続けてまで安売りをすることは、資本主義の原理というか、商売の基本として成立しない。
原材料をまとめて大量仕入れし、キャンペーンを打って効率をアップさせるにしても、限界があるはず。。。
原材料の質を落としているのでは?
250円で食べられる牛丼は、本当に安全なのか?
そんなムダな思考がはたらき、たいしたことのない私の味覚はにぶりまくり、いつも美味しく頂くことができるものをムダにしてしまいました。
ですが、この夏の牛丼戦争は少し行き過ぎなような気もします。
食の安全性がどこかしこで疑われるこんな時代ですから、いつどこで間違いが起きてもおかしくない状態ですし、万が一ということもあり、どうしても不安になってしまいます。
メジャーな牛丼チェーン店は、企業の信用問題がありますから、品質を犠牲にすることなどありえないでしょうけど、客集めのための安売り合戦は、なんだか供給者側からして、申し訳なかったり、正直不安に思えてしまうところがあります。
やっぱり、牛丼並盛りは、400円前後が安心して食べられる金額ではないかと個人的に思います。
もちろん、つゆだくにして、たまには贅沢にみそ汁と卵も付けてしまうことに、ささやかな幸せと贅沢を感じてしまう、アラフォーな男ですが(笑