今日は久々の雨でお出掛けも出来ず、ちょっぴり憂鬱な一日でした。(T 0 T) こういう日に限って身体は重たく、午前中は全く起きあがることもできない。治療に通い始めて一年、真っ直ぐ歩けない位ひどかった時期からすると随分と回復はしましたが、元の通り生活を送れるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。。なかなか遠出は出来ないので本を読んだり、CDを聞いたり映画を見るのが毎日の楽しみ♪ 先日購入した舘野泉先生のCDは素晴らしい作品でずっと流していました。「タピオラ幻景」というタイトルで、吉松隆氏作曲、舘野氏に献呈されています。光のヴィジット、森のジーグ、水のパヴァーヌ、鳥たちのコンマ、風のトッカータからなり、北欧の森や泉の精霊が行き交うようなみずみずしさが魅力的です。なかでも「水のパヴァーヌ」はきらめきこぼれる透明感となんとも言葉で尽くせない美しさがあります。私は舘野氏の音楽性や心の奥深くの陰影を紡ぎ出す執筆活動等に深く共感するところが多く、脳溢血で倒れた後の闘病記を綴った「ひまわりの海」も読みました。
再起を信じての苦しいリハビリや闘病記を読むと、とても「左手のピアニスト」と彼を称することは出来ない。なぜならそれは「一生右手は使えない」ことと表裏一体だから。世界的に活躍されているピアニストに突きつけられた残酷な現実を前に「すぐに治りますよ」とかそういった気休めや、無難な対応はかえって患者の心を傷つけるだけだと思いました。そういったことをすべて踏まえた上で、「左手のみで演奏された」この曲集は音楽への限りない畏敬の念、真摯なる響き、祈りを聴くことが出来ます。透き通った湖のような音が舘野氏の魅力だと思いますが、華麗なるダイナミクス、妖精のダンスのような繊細な叙情性…北欧の美があたかも眼前に展開されるような本当に素敵な作品でした。
再起を信じての苦しいリハビリや闘病記を読むと、とても「左手のピアニスト」と彼を称することは出来ない。なぜならそれは「一生右手は使えない」ことと表裏一体だから。世界的に活躍されているピアニストに突きつけられた残酷な現実を前に「すぐに治りますよ」とかそういった気休めや、無難な対応はかえって患者の心を傷つけるだけだと思いました。そういったことをすべて踏まえた上で、「左手のみで演奏された」この曲集は音楽への限りない畏敬の念、真摯なる響き、祈りを聴くことが出来ます。透き通った湖のような音が舘野氏の魅力だと思いますが、華麗なるダイナミクス、妖精のダンスのような繊細な叙情性…北欧の美があたかも眼前に展開されるような本当に素敵な作品でした。