リストの溜息を弾く決心がついてからものすごくピアノの調子がよい毎日です♪ 前回のコンサートは7月、初夏のコンサートでしたが、次回は1月!暦の上では春なので少しだけ春の香りのするコーディネイトを思案中です。本当はワンシーズンに一回西武コンサートに出演出来れば!と思うのですが、今は時間が限られているので我慢、我慢!四季の美しさを織り込んだ、素敵な曲目を考えるだけでもとても楽しいのです。生命の息吹く春、すべてが輝いてみえる夏、ロマンティックな情緒あふれる秋、閉ざされた、内面の美を感じさせる冬!!と四季には折々の美しさがございますね。昔音楽研究会の練習ノートに「ロマンティックな秋の贈り物」として落ち葉をはさんでいる友達がいましたが、こんな素敵な演出が出来る彼女は本当の美しさを知っている人だな!と思った記憶があります。ショパンのノクターンを弾いていると京都の秋を思い出します♪ 南禅寺の近くの幼稚園に通っていたのですが、一面に敷き詰められた紅葉を踏みしめた記憶は今なお鮮やかで、子供心にも散りゆくもののはかなさ、美しさを感じたような気がします。ショパンはいたずらにセンティメンタルに弾いてはいけないとよく言われます。感傷にひたりこむのでなく、ひたすら美しく刻まれる時を追いかける切なさのような美がショパンの美しさのような気がいたします。美しい音はいかなる感情からも独立して、それ自体として輝いている、水面に浮かぶ月のようなイメージです♪ 燦然と輝く太陽のようなリストの溜息と、静かな夜の切ない美しさを感じるショパンのノクターンと、いずれも自分の出来る最大限の努力を惜しまず表現できれば!と願います♪♪♪