なぜいつも急なのか・・・ | エキスパートアイズのブログ

なぜいつも急なのか・・・

毎日ヒマでヒマで何もやることがないのですが、ちょうど今週の土曜日だけ約束があります。
ところが、何の因果か、中国から知人が急に来日することになり、土曜日のまさに約束しているその時間に「会えないか?」と言って来たのです。
約束って重なるものだなーと、よく思うのですが、マーフィーの法則でしたっけ?(懐かしい・・・)
1年365日もあるのに、なにもよりによって、約束があるたったその日を選ばなくてもいいのに。

もちろん、常識のある私は、最初の約束を優先します。
ただし、せっかく外国からやってくるのだから、その人にもできるだけ都合をつけてあげなければいけない。
ということで、同じ土曜日ですが、最初の約束は午後の予定通り、来日の知人には午前中に会うことにしました。
あー、忙しい・・・

それにしても、なぜ中国人はいつも突然なのでしょうか。
今までも何度も経験しています。
今回のように急に言ってくることや、約束していても急にキャンセルしてきたり、とにかく1ヶ月も前から約束することは中国人には不可能なようです。これは私の実証済みです。きっと「そうだ、そうだ」とうなづいてくれる日本人は多いはず。

いくらヒマな私でも、約束は最低でも2週間前までにはしてほしい。
そのように常日頃から周囲の友人知人には告知しているのに、それでも中国人はいつも急なのです。
なぜ2週間前までなのかといえば、自分の時間を乱されるのがイヤだから。
そうなのです。
なぜ急に言われるのがイヤかといえば、せっかくのんびりしようとしていたのに、自分のペースを乱されてしまうからです。
そして、そのように私のペースを乱してくる人が嫌いになる。
だから概して中国人が嫌いになってしまうのです。

でも、これって、どうやら中国の習慣みたいですね。
相手のことは考えていない。
自分のことが第一。
中国ではみんながそのようにするから、特段誰もそれについてストレスを感じていない。
急に言いだしてNGでも気にしないし、急にドタキャンされても自分もいつもそうしているから怒りもしない。
律儀な日本人の習慣から考えると、およそ想像できない無茶苦茶な話なのですけど、当の中国人はそれが当たり前だと思っている。
やはり、習慣や文化の違いって恐ろしいですね。
ストレスのもとです。

私が中国人を嫌うもうひとつの理由があります。

それは、前述の「急に言ってくる」のと似ていますが、中国人はいつも「目先の利益しか考えていない」ことです。
日本人は「石の上にも3年」と言うように、物事をわりとじっくり時間をかけて成熟させようとします。しかし、中国人はたいがい「今」しか考えていない。以前仕事の協力案件を話し合っていたときも、こちらは「はじめは1年ぐらい様子を見るために利益は薄くても仕方ない、その後しっかり稼げるようになればいい」と提案するのですが、中国人は「そんな先のことより、この1年でガッポリ稼ぎたい」と言うのです。それがその人だけでなく、商売を考える中国人はほとんどがそう。
私はそういうのが苦手です。
客を騙してでも短期間でガッポリ稼いで、1年先はまた別のビジネスを始めて同じ事の繰り返しをする、という手法。そこには誠実さの欠片もない。
そりゃ、中国は広大な国土があり人口15億人もいるから、数人を騙しても他にまだ14億人以上の人がお客になってくれる可能性はあるだろうけど、日本は小さな島国だからそういう訳にはいかないでしょう。悪い噂はすぐに全国に広まり、多くの顧客がすぐに離れてしまう。日本では一度失墜すると二度と這い上がれない理由はそこにある。
だいたい、私は拝金主義者ではないので、他人(特に善人)を騙してまでお金を稼ごう、他人の利益をピンはねしてでも自分の資産を増やそう、という気持ちにはなれません。
まあ、カネ・カネ・カネと言っている守銭奴やわが国の首相なんかだと、中国人と気が合うかもしれませんね。

7月10日は選挙になりました。
その日も私は用事があるので、早々に期日前投票に行きます。
昨日、何気なくニュースを見ていたら、各党首のスピーチが放送されていました。
わが国の首相は相変わらず「ケーザイ、ケーザイ、ケーザイが第一」とバカの一つ覚えみたいにまだ言っていたので、恥ずかしくて仕方なくなりました。

日本は、そりゃ少し昔、ほんの20年ほど前に比べれば確かに経済の勢いはずいぶん衰えていますけど、それでも、全世界的に見れば、ぜんぜん豊かなほうです。
日本を見渡せば、乞食はほとんどいないし、みんな身奇麗な服装をしているし、どんな食材でも手に入るし、町は商品で溢れ返っているし。
時々母子が飢え死にしたとか、年寄りが孤独死していたとか、さも哀れそうな感じでニュースで報道してますが、そんなの日本ではわずかに数人レベルの話でしょう。率で言えば、銀行の普通預金利息の利率ぐらいもいないんじゃないですか?
そんなわずかな例をあげつらって、だから経済をなんとかしなければとか、福祉をもっと厚くしなければというのは、単なる詭弁でしかない。自民党がお手盛りを調達するための都合のいい「言い訳」なんですよね。

マスゾエさんがついに都知事を失脚しましたが、政治資金の不正流用なんてほぼ全員の政治家がやっているのは火を見るよりも明らか。
たまたまマスゾエさんは「東京都」という大きな組織のトップだったし、家柄とか後ろ盾がない人だったので、撃ち落しやすかったというだけの話です。

マスゾエさんがお金で失脚したように、日本人はお金にガメツイ人は嫌いなはずです。
だとしたら、経済のことしか考えていないような政治家だって嫌いじゃありませんか?
私は大嫌いですけどね。
「ケーザイ、ケーザイ」って言ってると、まるで「カネ、カネ」と言ってるのと同じ。
中国人が目先の利益にガメツクがっついているのと同じようになってしまいそうで、とてもイヤです。そんなガメツイ競争に足を突っ込みたくない。日本人はあくまでも知的な紳士で居続けたいです。

そういう訳で、私が今回の選挙で投票するポイントは、とにかく「ケーザイ、ケーザイ、カネ、カネ」と言っている人と政党を完全に排除すること。そういう稚拙なことしか言えない人には投票しない、と決めています。

そして、どうか私に約束をするときは、2週間以上前からでお願いしますね。