5月20日(水) 今日のすること

 

 ・ 仕事の書類(2つ)を作成 → 済み 

 

・ 資源ごみを出す → 済み

 

5月21日(木) 今日のすること

 

・ 書類を郵送する  → 済み

 

 買い出しに行く →   済み

 


「居るのはつらいよ」の記事を読んで、学生のとき、精神科のデイケアでバイトをしていたことを思い返した。

正確にはナイトケアで、夕方から夜までメンバーの人たちは、病院内の施設で夜ご飯を食べ、お風呂に入り、それぞれが思い思いに過ごしていた。

メンバーの人たちはだいたい7,8人くらいだったと思う。統合失調症の寛解期と思われる50代以上の方が多かった。

週1回、わたしはご飯の配膳やお風呂の準備をしつつ、メンバーの人たちと一緒に過ごしていた。

新入りバイトのわたしに、みんなフレンドリーに接してくれた。準備の仕方から、卓球やマージャンなどの遊びも教えてくれた。

そうかと思えば、さっきまであんなに話していたのに、急にわたしなどいないかのような雰囲気になったりと、不思議な感覚を受けることもあった。

 

メンバーの中の1人の男性と話をすることが多かった。卓球がとても上手で、ド素人のわたしにやり方を丁寧に教えてくれた。

わたしは卓球が好きになった。

いつもは手加減して相手をしてくれるのに、白熱すると、とんでもなく早い球が飛んできた。

 

わたしや看護師さんたちに、決まった銘柄のジュースをよく買ってプレゼントしてくれていた。

ヘビースモーカーでよく喫煙所にいた。

喫煙所を通ると、手招きしてくれて色んな話をしてくれた。

わたしはその話を聞くのが好きだった。その人が若い時の故郷での話しが多かった。

 

わたしは、学校生活という環境がとにかくしんどかったから、その時の楽しかった事をなかなか思い出せない。思い出に残る先生とか、ステキな思い出エピソードとか。

しんどかったこと、辛かったことはすぐにたくさん思いつくのに。

けど、人から学生時代の思い出とか、昔の楽しかった話とかを聞くと、自分もその情景を近くで見ているような感覚になれて、わくわくしたり、感動することもある。

わたしは、その人がしてくれる故郷での話が好きだった。

それと同時に、すごく苦しくなったのを覚えている。

 

臨床心理士が勤務する領域は、主に医療・教育・福祉・産業がある。

医療だったら、心療内科や精神科などの病院やクリニック。

教育だったら、スクールカウンセラーとか、福祉は、児童相談所や療育施設など。

産業だったら会社のEAPとか。後は、大学や研究所に所属している人も多い。

 

学生のときは、色んな領域の現場に実習やバイトで行く。

バイトを始めて、精神科の領域は自分には無理だと感じた。

すごく苦しい感情になってしんどくなった。

 

よく話をしてくれたその人の言葉はとても純粋で、真っすぐで曇りがなくて、それらがダイレクトにわたしに届くように感じた。

そしてなぜだかそれがとても苦しかった。

何でだろうと考えるよりも、毎日は自分には無理だとその時思った。耐えられない気がした。

 

尊敬する人について考えると、その人のことがまず思い浮かぶ。