部屋をキレイにして心尽くしの料理を用意した ![]()
娘が彼氏を連れてくるのだ![]()
結婚したいらしい
娘が好きになったのだから、私に異存なぞあるはずがない
ずっと母子家庭で
お互い頑張ってきたのだもの、娘には幸せになってほしいの![]()
その彼氏は
大学卒でいいとこの会社に入っていて
いわゆるエリートコースを歩いているらしい
じゃ、きつい性格なのかと思いきや
面倒見がよく明るい青年で、人望があるという
ピンポ~ン![]()
来た![]()
ドキドキしながらドアを開ける
はにかんで笑っている娘の横に
ビシッとスーツを着てやや緊張した面持ちで立っている青年がいる
見るからに出来そうな、そして美男子である
あぁ…
これは絶対反対しなくては……
娘と付き合わすわけにはいかない![]()
彼氏の周りには
ドス黒い恨みの渦がまとわりつき
彼が踏み台にしてきたであろう人々の憎しみの顔が
取り巻いているのだから… ![]()