いつも人通りが殆どないこの裏道に




しかもこんな夜更けに




狭い道ですれ違うのは嫌なもんだあせる



片側はコンクリートが壁のようにそそりたっているし



片側は土手に続く坂道になっている





壁側に寄り添うように歩き

なるべくスムーズにすれ違うように準備する




向こうも気付いたのか
反対側に寄る仕草を見せている




お互い近づく





触れることなくすれ違う




!!





すれ違った瞬間





体の怠さと

頭にかかっている雲のようなもやがなくなる方法が閃いた





「コイツを殺せばいいんだビックリマーク




カバンにいつも入れてある護身用のナイフを取り出した





何も気付かず歩いていく男の後を追う





追い付く






振り向く男






そいつの顔が

!? という顔から 恐怖の顔でひきつる





ためらわずナイフで刺す




刺すビックリマーク 刺すビックリマーク 刺すビックリマーク





男は悲鳴をあげ逃げようとしたが、うずくまった





悲鳴が呻き声に変わる





呻き声がだんだん小さくなり






縮こまった体がダラリと伸びて動かなくなった






男の体を蹴りとばし、土手に転がした





男の体がゴロゴロと転がっていった






頭にかかっているもやも、体の怠さも、頭の重さも
なくなって




スッキリしているじゃないかビックリマークビックリマークビックリマーク





そうかビックリマーク そうだったんだ!!





こうすればよかったんだ!!






最高な気分だキラキララブラブキラキラ







それからは簡単だった







気分が悪くなってくると






物色し、殺した!!







そのたびに

頭も体もスッキリして

最高の気分で過ごすことが出来ていた音譜





だけど、そんなこと長く続くことはなかった






捕まったんだ














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