俺は朝からソワソワしていた
彼女とのデートだからだ
ちゃんと身なりにも気を付け、下見もバッチリだ
よし、たいしたうまくいってる
彼女も楽しそうだ
夜になり
彼女とのデートだからだ
ちゃんと身なりにも気を付け、下見もバッチリだ
よし、たいしたうまくいってる
彼女も楽しそうだ
夜になり
公園に散歩がてら歩こうと誘う。
あわよくば…との下心もあるが、まだ彼女と居たいのだ
誰も居ない
誰も居ない
たわいもない話を交わす
キィ~ キィ~
ん
後ろからブランコを漕ぐ音がする
風なんて吹いていないのに…
彼女と顔を見合せ、恐る恐るブランコの方を振りかえる
誰も乗っていないブランコが揺れている
規則的に…
だんだん振り幅が大きくなっている
何者かが漕いでいる
ゾッとした
慌てて彼女の手を握り走りだした
彼女も恐怖のためか
冷たい手をしている
彼女の手を握りしめたまま
彼女と顔を見合せ、恐る恐るブランコの方を振りかえる
誰も乗っていないブランコが揺れている
規則的に…
だんだん振り幅が大きくなっている
何者かが漕いでいる
ゾッとした
慌てて彼女の手を握り走りだした
彼女も恐怖のためか
冷たい手をしている
彼女の手を握りしめたまま
走りに走り、車を停めている所まで来た
彼女の手は冷たいままだ
彼女を車に乗せようと助手席のドアを開ける
彼女の手は冷たいままだ
彼女を車に乗せようと助手席のドアを開ける
「あんた、最っ低
」
え
振り向くと
え
振り向くと
後ろから彼女が走って来ているではないか
おい待ってくれよ
おい待ってくれよ
俺はお前の手を引いて来たんだぞ
「知らないわよ
「知らないわよ
さっさと自分だけ走って行っちゃって
」
彼女は泣きながら怒っている
いやいやお前の手を握ってきたさ
ほらこうやって
そう言い彼女の手を握る
温かい…
じゃ、俺は誰の手を引いてきたんだ…
背筋を冷たいものが走る…
2へ
いやいやお前の手を握ってきたさ
ほらこうやって
そう言い彼女の手を握る
温かい…
じゃ、俺は誰の手を引いてきたんだ…
背筋を冷たいものが走る…
2へ
