あるところに

とてつもなく高名で立派な方がいた


皆が思わずひざまずきひれ伏すくらい

位の高い御方だ


その方が、講演を行った!!


その方を心から崇拝している

一人の男が嬉々として講演会にやってきた!!


講演は素晴らしく

割れるような拍手で終わったビックリマーク


男は感激のあまり涙を流したほどだクラッカー




ふと見ると、みすぼらしい男がいる


ボロかと思うような汚い服

イヤ布をまとっており

見るからに不潔で

ここまで匂ってきそうだ汗



出口では

憧れのあの御方が皆を見送りしているラブラブラブラブ



なんてことだビックリマーク
あのみすぼらしい男が出ていくとき

あの御方が耳元に口を寄せ

なにやら喋っているではないかビックリマークビックリマーク



話し掛けられたみすぼらしい男は

嬉しすぎて

なのか


はにかんで俯いているようだ!!


薄汚れた顔が

ここからでもわかるくらい紅潮している!!


もしかしたら

自分にも話し掛けてくださるかもしれないラブラブラブラブ



男は

緊張と興奮で

ドキドキしながら

人の波にのり、出口へと向かった・・・



その御方は

慈愛のほほ笑みを浮かべこそしたが
男に声をかけることはなかった



男は心底ガッカリした汗



なぜ

あんな汚らしい奴には

親しみ深く話しかけるのに

こんなに崇拝している俺には

話し掛けてくださらないんだろう!?



まわりの話を

聞くともなしに聞いていると
どうやらあの御方は

みすぼらしいあの男にだけ

話し掛けていたことがわかった!!



やはりあの御方はご立派だ

みすぼらしいあの男に

あの男にだからこそ

素晴らしい言葉をかけたのだろうラブラブ


なんて言われたのだろう!?


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