ある夕暮れ
一人の男が歩いていると
道のマンホールの上で飛び跳ねている男の子がいた
近付いていくと
「13
」 「13
」
と言いながら飛び跳ねている。見るとニコニコとしていて、とても楽しそうだ
何してるんだい![]()
聞いてみたが男の子は何も言わずに楽しそうに
「13
」 「13
」とマンホールの上を飛び跳ねている
何度聞いても男の子は聞こえないのか、説明するのも煩わしいくら楽しいのか、答えない
男は何がそんなに楽しいのか、13とはなんなのか知りたくてたまらない
思わず、男の子を突き飛ばしマンホールの上を飛び跳ねていた
突き飛ばされた男の子はしばらく男が飛び跳ねているのを見ていたが
男が飛び上がった瞬間に素早くマンホールのフタを開けた
男は「うわあぁ
」と叫び声を残し落ちていった
男の子はまた素早くマンホールのフタを閉め、ニヤリと笑った
男の子は何事もなかったようにまたマンホールの上を飛び跳ね始めた
何もかわったことはなかった
いや、変わっている
男の子は楽しそうに飛び跳ねながら言っていた
「14
」「14
」
