午前零時
に合わせ鏡をすると
小さい悪魔が出てきて、反対の鏡に入っていく。
その鏡を素早く遮ると
悪魔は行く場所をなくすため容易に捕まえることが出来る。
しかも小さいだけではなく
魔力もなくしてしまうため怖れることもない
ある男が
その話を聞き面白半分にやってみた![]()
体が映るガラスなどを布で隠し(悪魔がそこから逃げてしまうから)
零時に合わせ鏡をして、隠れて見ていた ![]()
しばらくすると
小さい悪魔がキョロキョロ回りを見回しながら出てきた
見かけは恐ろしい悪魔の姿だが
何にせよ片手で掴めるくらいの大きさしかないので怖さも半減だ
悪魔はチョコチョコと鏡から出てくると、向かいの鏡に入ろうとした
今だ![]()
男はとびだすと、二つの鏡をバタンと閉めた
悪魔は慌てて体が映るものを探して
チョコチョコ走り回ったが
全て隠されていたり
布で遮られていたりしているので
逃げるところがなくおたおたしている
「悪魔めが
」
小さくて魔力もないのだから怖くはない。
男は片手でつまみ上げた
悪魔は小さな手足をバタバタさせながら
『イタイイタイ
タスケテ
』
とキンキンと金切り声を上げた
男は悪魔を自由に操れるうれしさにぞくぞくした
殴ってみた
『ギャァ
ヤメテクレ
』
蹴り飛ばした
『イタイ
タスケテクレ』
悪魔はされるがままでいる
男はエスカレートし、悪魔を思い切り踏んづけ、壁に投げつけた
『ギャ
』
壁に投げ付けられた悪魔は甲高く叫ぶと動かなくなってしまった
続く
