私が無事に看護師免許をとり、勤務先のアパートに引っ越した頃
憧れの一人暮らし(*^_^*)
とはいえ
今までは母と二人暮らしの四軒長屋の平屋の団地
今度は三階建ての炭坑アパートの二階
こんなに上や下の物音が響くとは思わなかった…
トイレの水洗の音、階段の音…
最初は音がするたび ドキッ としたが
それも慣れてきたある日…
次の日は日勤なので、夜布団に入った
上の住人のたてる物音等が聞こえる
23時過ぎた頃、帰ってきた人がいる
鍵だか、財布だかに着いている 鈴が
階段を登る度
チリ~ン チリ~ン と鳴る
うるさいな
と、感じる音だ
足音がするたび、
チリ~ン チリ~ン
私の部屋の隣なのか、上の階なのか
その音は近付いてくる…
なんでこんなに近くに聞こえるんだろう?
まるで耳元で鳴っているみたい…?
え!? 耳元で鳴っている!!
どうして?
いつの間に!?
外で鳴っていたのに!?
入ってきたってこと?
と、一瞬の間に思った途端
金縛りにあった
手も 足も 勿論身体も
目さえ 開かない 動かない
締め付けられる苦しさと 恐怖でパニックになりそうだ
どうしよう どうしよう
苦しい!
逃げ出したい一心で
渾身の力を出して
目を開けた!
と、同時に
金縛りが解けた
あとから
金縛りの時は
霊がそばにいるのだから、
目をあけないほうがいい、
と聞いた
あの時
目を開けても
見えなかったのは
運がよかったのだろうか…
あのあとも金縛りにあっているが
目を開ける勇気はない