看護師になりたてのころ
私はS川からKS川の
へ
通勤していた
免許まだ持ってなかったし、KS川以外から通っているのは私一人だった。
シフトは3交替制で、準夜日勤 日勤深夜というのが当たり前で、
と、なると当然
はもうない
そこで私は、準夜日勤の時は使われていない 元当直室を
からの好意で泊まることになっていた
ずっと使われていないそこは和室で、院内とはいえ端っこにあったので不気味だったが、そこに泊まるしかなかった
いつものように準夜を終えて部屋にいき、着替えて布団に入る。
部屋の電気を小さくし、枕元のスタンドを点ける。
すぐには眠れない…
本を読む…
仰向けで両手で本を持っている
ん
気配…
そうっと視線を足元にむけると
右足元に
白い着物をきて長い長い髪をした女の人が背中を丸めて座っている
きちんと両手を揃えて正座をして淋しそうに座っている
息も止まるくらい怖く、逃げ出したかったが
私が気付いたのを知られたら取り憑かれる
なぜかそう思った
私はなるべく自然に見えるように本を片付け、布団を頭からかぶって
眠るしかない
と自分に言い聞かせ
寝た
目覚ましで起きると朝で、もう女の人は消えていた
ホッとすると同時に、まだ見られているような気がして急いで布団を片付け、部屋を出た
そのあともそこで寝るしかなかったが、電気をコウコウと点けても怖くて、眠れるもんじゃなかった