異国に暮らしていて不安なことはやはり治安や衛生面。一時帰国すると日本の医療機関へのアクセスの良さと良心的すぎるお会計に毎回感動します。フィリピン歴が長くなり、子どもたちも大きくなってきたので以前ほど病院のお世話になることはなくなってきたけれど、やはり体調を崩すことも。同じような症状を今後抱えた時のためメモ。

 

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★喉の痛みを伴う病気(咽頭炎、扁桃腺炎)

 

 

※注:下記は医療素人による受診メモなので、体調が思わしくない場合はどうぞ速やかに病院へ行かれてください。こちらのブログは個人が趣味で運営しているものでありいかなる責任も負うことはできません。

 

 

■雨期と体調

フィリピン気象庁(PAGASA)は5日、南西季節風(よくテキストで注意予報が送られてくるあのHABAGAT)が弱まっているとして2018年の雨期の終わりを宣言していましたね(まにら新聞より)。フィリピンで体調不良の方が多いのは雨期、ということで、ここしばらく体調不良に悩まされていた、という方も段々とお天気の回復とともに体調の回復も見込まれることを期待しております。先日ちょこちょこトローチやらネギスープやらの記事をアップさせていただいていた通り、私自身喉周りの病気に罹ってしまい苦戦を強いられた今回の雨期ですが、実際お医者様にお伺いしたところ扁桃腺炎やそれに伴う中耳炎などの患者さんがとても多かった様子でした。

 

 

■喉が痛いなと思ったら

今回、咽頭炎、改善するも、1週間を置いて発熱後扁桃腺炎となってしまったのですが、今後自分がまた同じような症状に見舞われた際の備忘録にいくつかメモさせていただきます。

 

喉の痛み、辛いですよね。唾を飲むことも躊躇われるほどの痛さになるともう何もやる気がなくなります。お医者様のところへ行くと喉をあーんして診ていただくことになりますが、「赤い→とても赤い→膿栓がある→白苔がある」という順で酷さを判断されているそうです。白苔まで行くと、お医者様から「これはかなり痛いでしょう」と言われる状態で、実際大変痛かったです(白苔状態まで行った人。)自分で鏡見ても確認可能なので、喉がこのような状態であれば自力は諦め即病院でお薬を処方していただくことをお勧めします。

 

また、このレベルになると首の付け根のリンパ付近を自分で撫でただけで「腫れ」に気づき、少し押すだけで「もう痛い」という状態になります。喉痛いですといってお医者様に首を触られ「何で首?」と思っていられる内は真の喉痛ではなかったのだな、と知りました。

 

 

※大変分りやすかったので、下記静岡県協愛医院さまのHPより引用させていただきます。

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白苔イメージは上記になります。画像でググると本当に気持ち悪くなるのでお気を付けください。

 

 

■検査

今回の症状は一日目:一日中倦怠感が続く、二日目:疲れているだけかと午前中予定をこなすも徐々に吐き気と悪寒、節々の痛みに座っているのもしんどい状態になりフラフラで帰宅、熱38.5度、という状態だったのでインフルエンザを疑い検査したのですが陰性。(溶連菌か’ブドウ球菌に伴う?)急性扁桃腺炎でした。

 

血液検査の結果、白血球の値が異常に高い、ということで細菌性の何らかが原因(抗生物質が効く)と判明し、抗生物質と強めの痛み止めを処方していただいたところ翌日には喉の痛みが嘘のように消え、お陰様で翌々日にはほぼ復活することができました。

 

 

 

■血液検査の白血球の値と抗生物質の関係

医療素人ゆえ恥ずかしげもなく無知をひけらかしてしまいますが、よく自分が混乱するのでメモ。

 

白血球値が高い:(病気にもよるが)細菌性の何らかが原因の可能性が高い←抗生物質が効く

白血球値が低い:(病気にもよるが)ウイルス性の何らかが原因の可能性が高い

白血球値が変化なし:(病気にもよるが)風邪やマイコプラズマなど(なお、マイコプラズマは検査のタイミングや型によって白血球値が変わるため、白血球値のみを見て判断するのは極めて難しい)

 

 

 

■薬

今回処方されたお薬は下記でした。お陰様で大変よく効き助かりました。

 

Co-amoxiclav(Augmentin) :抗生物質、一日3回食後

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気のせいか、飲むとやや膨満感。

少し吐き気と眠れなくなるといった症状があった気がします。

が、とてもよく効きました。

 

Carbocisteine (Solmux) :喉の薬、一日3回食後

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喉系の病気ではおなじみの選手。

 

Ibuprofen(Advil) :強めの痛み止め・熱の薬、一日3回食後

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痛みがさほど強くなければパラセタモール

イブプロフェンは日本では子供には禁忌です

痛みがなくなれば自己判断で使用をストップして大丈夫

 

 

※その他メモ

なお、フィリピン人のお医者様によっては下記Hexetidineをうがいするようにと処方されることがありますが、こちらはかなり強い薬で殺菌のみならず自分の粘膜(常在菌?)まで壊してしまうのでお勧めされないそう。うがいをどうしてもしたいのであれば、リステリンを数滴垂らしたお水で十分だそうです。

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喉痛さんinフィリピンは下記もお役に立てるかもしれません。

【簡単!おいしい!】喉痛超改善!ネギスープ

【買って良かったもの】よく効くのど飴 Strepsils

 

 

以上です!

完全なる自分メモですが、同じような症状でお悩みの方のご参考になれば幸いです。

 

 

 

【本日のおすすめ】

 

★リステリン

リステリンでうがいとは初耳。

 

 


Take Care!
Lala, xoxo


 

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