単車用ドラレコ「DDR-S100」を延命しよう

デイトナ社製の単車(自動二輪)用ドライブレコーダー「DDR-S100」は、対応OSがWindows 10まで。このため、Windows 11のPCに接続しても、ドライブとしては認識するものの「I/Oエラー」となって中身を表示できません。しかし、我が家にWindows 10以前のPCなんてありません。

 

SDカードリーダー

 

SDカードリーダーさえあれば大丈夫

このため、録画した画像をPCに取り込むためには、SDカードリーダーが必要になります。しかし、SDカードリーダーさえあれば、Windows 11のPCでもドラレコ本体の設定変更や時刻同期もできるようになります。

 

DDR-S100のSDカード内容

 

SDカードリーダにDDR-S100のSDカードを刺すと、Windows 10までのPCに接続した時と同様に中身を表示することができます。ドラレコに保存された動画は「VIDEO」フォルダ内に保存されているので、必要に応じて同フォルダからPCにコピーします。

設定変更は、ルートフォルダに保存されている「DDR_S100.ZIP」を解凍し、解凍して得られる「DDR_S100.exe」をSDカードのルートに保存。その上で、同実行ファイルを起動します。

 

DDR-S100セットアップ画面

 

設定内容は方法については、デイトナ社の取扱説明書を参照ください。設定が終了したら、左下の「Save」ボタンをクリックし、設定内容をSDカードに保存します。

 

ドラレコDDR-S100

 

SDカードをドラレコ本体に戻し、電源ボタンを長押し。赤色のLEDが数回点滅して消えたら設定変更完了です。

 

Macとドラレコの相性は最悪

余談ですが、デイトナ社製のドラレコに限らず、ドラレコのSDカードをMacで読んではいけません。Macに接続すると、Mac OSが余計なフォルダを作るなど勝手な設定変更を加えます。このため、SDカードをドラレコに戻すと読み取り不可となり、カードを初期化しないと使えなくなります。