プロジェクトリーダーの俺、もちろんチームメンバーの健康に配慮も必要。顧客対応が必要だから、テレワークばかりという訳にはいかない。そこで、副反応を怖がるメンバーを正しい知識に基づいて説得し、デマや噂話を鼻で笑い、新型コロナウイルスワクチン接種を推奨してきた。
その結果、森ビルと東京特別区の素早い対応のおかげで、何と8月の第1週までに全員が2回の接種を終える見込みとなった。俺、ちょっと気が楽になった。
職域接種に自治体の接種券は必要ではないけれど、持っている人は持参する必要がある。東京都港区は、先週、65歳未満に接種券が配布されるとともに予約もできるようになった。横浜市からは、昨日、接種券が届いたけれど・・・
接種の予約ができるのは当分先。同居する息子に順番が回ってくるのはいつになるやら。高齢者や高齢者施設の従事者が優先されることを理解するけれど、感染リスクが高いのは通勤・通学する人たちなんだよなぁ。
港区在住のメンバーに聞いたところ、特別区は対応が早いだけじゃない。会場も素晴らしく豪華な場所に用意される。東京の裕福ぶりはこれに限った話ではなく、例えば出産一時金の太っ腹ぶりとか、住民税を無料にしようなんて区もあった。東京特別区の予算は、首都圏の中でも突出して潤沢にある。
じゃあ、都区内に暮らしたいかと言えば、そうでもない。物価が高すぎて、とてもじゃないが僕の稼ぎじゃ厳しい。横浜の端っこに暮らしていたからこそ、3人の子育てと自家所有ができたと思う。
でもね、富の再配分って何だっけ?と思うよ。地方交付税が不要の都道府県は東京都だけ。政令市でも川崎市だけ。ただでさえ横並び意識の強い日本なのに、隣の芝が青く見えるんじゃない、本当に東京特別区の芝は青々と茂っている。
日本に地方自治なんて本当に必要?こんなに自治体格差が広がっているのに。国、都道府県、市区町村、全部解体して1つにしてしまえばいいと思う。地方議会なんて不要。国会で全部決めた方が地域格差を解消できるんじゃなかろうか。そのために全国に国政の選挙区があるんじゃないの?