貧乏だった学生時代、オイル交換は自分でやるものでしたが、今はお店任せ。作業も廃油処理も面倒臭くって。今回は、NAPSでオイルとフィルターを交換してもらいました。

 

オイル交換

 

オイル(0.1L 187円) 2.1L 3,927円
ドレンボルトワッシャー 110円
フィルター 880円
Oリング 374円
Oリング 308円
オイル、フィルター交換工賃 2,090円

合計 7,689円

 

安いですね。

ホンダから「Honda Dream Owner's Card」の更新時期の連絡が届きましたが、更新しない予定です。そもそもJAF会員ですからね。200kmまで無料のレッカー搬送は魅力的ですが。

 

 

○自分でオイル交換した際の廃油処理について

処理方法は2つあります。

  1. 家庭ごみとして出す
  2. ガソリンスタンドに引き取ってもらう

1の場合は、段ボールなどにゴミ袋を入れ、その中にトイレットペーパーを2本程度くしゃくしゃにして入れ、ドレンから直接廃油を入れて吸い取ります。それを家庭ごみとしてごみ収集所に出します。

2の場合は、廃油を空いたオイル缶などに入れ、ガソリンスタンドに持ち込んで引き取ってもらいます。

 

さて、どちらの方法がいいと思いますか?

 

答えは、どちらも同じです。

 

大抵の市町村は家庭ごみを燃やし、その排熱で発電したり、温水プールに活用したりしています。ガソリンスタンドで引き取られた廃油も同じ。セメント工場などのボイラーで燃やされます。

これを廃棄物業界ではサーマル・リサイクル(熱回収)と呼びますが、どこが「リサイクル」なのか詳しく説明してほしいものです。要は、どちらも燃やして二酸化炭素を出しているだけ。これが廃油やプラスチックの本質的な問題です。どちらも、燃やすぐらいしか使い道がない。例えEV(電気自動車)の時代になっても、駆動系にオイルは使われ続ける。プラスチック類は、買い物袋などの利用を止めることはできても、家電やヘルメットなどに使われ続ける。

 

環境問題を声高に叫ぶ人はここそこにいるけれど、そんな簡単な話ではない。産業革命前の生活に戻る覚悟でもあるのでしょうか。