昨夜の三男との雑談。
俺様:「シーサイドラインの事故、大変だな。」
三男:「こんな騒ぎになるなんてね。」
俺様:「そこもだけど、復旧も大変ってこと。」
三男:???
俺様:「30年前に作られたシステムだぞ。」
三男:「あ。」
シーサイドラインの営業開始は1989年。インターネットが日本に来る3年前。商業ベースで本格的に到来したのは更にその3年後(1995〜1996年頃)。携帯電話はあったけれど、DOCOMO、IDO(現au)、DDIセルラー(現au)の3社だけ。禿バンクのご先祖様(東京デジホン)は存在しない。携帯電話はアナログ式。モシモシハイハイに使うものであり、ショートメールすらない。今は亡きパソコン通信の時代であり、メールといえば葉書と封書。Macintoshはあったけれど、Windowsなんて誰も知らない。
もちろん、30年前のシステムがそのまま使われていることはないと思うけれど、無事故を誇るシステムが全て最新版に刷新されているなんて費用対効果からも安全面からも想像できない。
原因究明と復旧作業を例えるなら・・・
- 町工場に依頼された修理は、先先代の作った織機や水車小屋
- 様々な言語の翻訳を手がけているが、依頼内容はロゼッタストーン
- ソーシャルゲームが得意なのに、ストリートファイターで挑まれた
そんな感じ?
事故で怪我をされた方々にはお気の毒としか言いようがありませんが、原因究明や復旧に当たる人達もお気の毒と思います。