今年(2019年)3月の日経新聞「私の履歴書」は、味の素の会長さん。その会長さんが「ピュアセレクトは美味しい」と豪語するから買ってみた。本当だ、これは美味しい!僕はマヨラーじゃないけれど、素直に美味しいと思う。
そして気になったのが、「こがしマヨタマトースト」のCM。美味しそうだから作ってみた。作るときの注意点やコツは、以下の通り。
- パンの真ん中にくぼみを作る(黄身を中央に寄せるため。チキンラーメンのパクリ。)
- マヨネーズの土手は、パンの耳から数mmほど内側に盛る(熱せられて膨張して外に垂れるから)
- 焼き時間は意外と長く、200度5分でやっとマヨがグツグツ(パン耳焦げた)
確かに宣伝の映像通り、ぐつぐつ煮えて焼き色が入る。見た目も美味しそう。でも、お味はと言うと・・・、うん、マヨラーさんだったら喜ぶと思う。そして、かぶりつくしか食べようがないし、黄身は一気に吸い取らないと収拾がつかないことになる。

欧州のパン食文化を尊重すると、一口サイズにちぎって食べるられるか、ナイフとフォークで食べられることが大事。かぶりつくなんて、野蛮で下品なダメリカ文化に毒されてはいけない。

でも、ナイフとフォークで食べられるレシピにしようと思うと、例えば、溶き卵に浸したパンをフライパンで焼いてマヨネーズをかけてオーブンで焼くとか、パンをくり抜いてフライパンに入れて、くり抜いた所に卵を落として崩して、マヨネーズをかけてくり抜いたパンで蓋をしてとか・・・、要は食べ易くなっても見た目がイマイチになる。

そんな訳で、かぶりつきレシピでいいんじゃね?と思う次第です。
