ドライブレコーダーの製品選びに当たり、こだわった条件は以下の2つ。

  • 販売元が実績のある企業であること(販売元が良ければ製造国は不問)
  • 取り付けが容易であること
アマゾンの売れ筋や人気商品に表示されるのは、聞いたこともない中国企業ばかり。以前、安易に車用のチャイナ・ドラレコを購入したところ、ナビのGPS受信感度が著しく落ち(ユピテル製に交換したら感度回復)、内臓バッテリーが1年も経たずに壊れて防犯カメラの役割を担えなくなり、内臓フラッシュメモリーも2年を持たずに壊れて日付を忘れるようになりました。要は、値段なりというか値段以下。ただ初期投資が安いだけ、毎年買い換えるのであればお買い得でしょう。ショボーン
 
後部カメラは、ないよりあった方がいいと思います。しかし、車もバイクも基本は前に進むものだから、後部映像が必要になる機会がどれだけあるか悩ましいし、前方の画像からでも後ろの出来事を客観的に推測できる。そして、前後に設置するために配線がやたら増えるし、そんな製品に限って画像表示モニターまで付属している。配線や設置箇所が限られるバイクに、これは辛い。ガーン
 
購入したバイク用ドライブレコーダー
 
結局、いつもお世話になっているデイトナさんのドラレコ(DDR-S100)と、トランスセンドのMicro SSD(128GB)を購入しました。毎年買い換えたくないし、配線はたったの2本だけ。僕の希望にバッチリです。爆  笑
ただし、注意点が1つ。Windows PCをお持ちでない方にはオススメしません。動画の確認やドラレコの設定は、Windowsマシンが必要になります(動画はmov形式のため、Macで確認することはできますが、設定アプリはEXE実行型のため、Macからドラレコの設定変更はできません。)。
 
バイク用ドライブレコーダーの取付位置
 
取り付けで悩んだのは、カメラの設置箇所。DDR-S100の付属品は、ハンドルのミラーに取り付ける又はヘルメットに貼り付けることを前提にしています。僕は社外品のミラー(ヤマハさんのバイクのようなミラーだけれど、メルカリで買った謎の製品)に交換しているし、ウインドシールドのステーがカメラの視界を遮りそうなため、あれこれ検討した結果、取り付け用ステーを曲げて取り付けました。ブレーキフルード交換を邪魔しない位置であり、かつ、右ミラーもギリで邪魔しない位置です。口笛
 
ドラレコのステー取り付け部アップ
注意:取り付けには、製品に同梱されていないワッシャーを使っています。
 
バイク用ドライブレコーダーの配線
 
後は、ちょちょいのちょい♪付属のケーブルがめっちゃ長いので、結局、安全なシート下まで結束バンドを使いながら配線を敷設し、タコメーター用に敷設したプラス線とマイナス線を分岐(ねじり結線+ハンダ付け+熱収縮チューブで保護)することにしました。
 
ドライブ用レコーダーの画像キャプチャ
 
試走して映像を確認すると、不安は稀有。上の写真は、試走時の動画からのキャプチャ画像です。路駐している車を避けなければいけないけれど、左前方には自転車で走る女性がいる。路駐車に近づいた時、自転車に乗る女性がこちらを認識して振り返ったので、安心して脇を通り抜けました。その時の様子が、ウインドシールド越しにバッチリ映っています。
なお、念のためモザイクを入れていますが、薄暮時(キャプチャ画像のタイムスタンプは2時間遅れ。後日、PCと時刻同期して修正。)にも関わらず路駐する車のナンバーのうち、大きな数字を確認することができる解像度です。ニコニコ


 

そして、嘆かわしいのがこの(↑)動画。ショボーン
後部ワイパーに謎の袋をぶら下げた軽四、右折待ちの車を大きく避けるのは構わないけれど、車線を跨ぐなら方向指示器ぐらい点けましょう。その後、僕の左脇を際どいところですり抜け、走行車線へ加速して追い抜くDQN軽四。やれやれ、たかだか30分の試走の間にこれですよ。プンプン
この他にも色々ありましたが、顔やナンバーがバッチリ映っていて秘匿が面倒臭いから割愛します。
 
ドラレコ付属のステッカー
 
さて、この付属ステッカーをヘルメットの後部に貼り付けようかと思案中。グラサン
 
そして悩みが1つ。信号待ちなどで手動アイドリングストップを心がけたところ、29km/L(高速不使用、街乗りのみ)まで燃費が向上したVツインマグナちゃん。しかし、アイドリングストップ中はドラレコの録画も停止。停止中に何かあることを想定してアイドリングストップを控えるべきか、環境のためと割り切るべきか。ガーン