昨日の外回り先は、東京都大田区。
この辺りで有名なとんかつ屋は、JR大森駅近くの「丸一」、JR蒲田駅と京急蒲田駅の中間付近にある「丸一」です。
前者が本家で後者が暖簾分けのようですが、どちらも行列のお店なので仕事ついでに寄ることが厳しく、いまだに訪問できていませんでした。
そこで昨日は、午後の1件目を済ませてから、蒲田の丸一さんへダッシュすることにしました。
結果、なんとか売り切れ前に滑り込むことに成功!
いただいたのは、ひれかつ定食。
こちらはロースかつ、特にメニュー外の「特上ロース」、「上ロース」が人気のようです。
でも、早い時間に売れ切れるそうですし、ロースよりフィレなお年頃なので・・・。
でも、フィレも素晴らしい!!
こんなにふわふわで肉々しいフィレは初めてかも。
豚汁もごはんも美味しくて、これで1,300円(税込)なんて恐れ入ります。
卓上に用意された調味料のうち、甘いとんかつソースも美味しいけれど、岩塩や焼き塩を肉の断面に散らせて食べると、肉々しさと衣のサクサク感が味わえて良いと思います。
お店の場所は、JR蒲田駅と京急蒲田駅のどちらからも徒歩5分ほど。
行列ができる理由を得心しました。
カウンターから見ていて面白かったのが、衣と揚げ方。
衣は、「小麦粉 → 溶き卵 → パン粉」ではなく、「溶き小麦粉 → パン粉」のように見えた。
肉々しいけれど油の重さが少ない味わいは、これが理由だろうか?
そして、細い串に肉を刺し、油にそっと落とす手法も印象的だった。
これなら、油にそーっと投入できて安全だし、衣も落ち難くくて良いアイデアと思う。